こちらの川と向うの右手から流れてくる川が合流して左手の河口に向かって流れています。
マングローブ原生林のカヌーはこのマングローブ茶屋が30年前に始めたそうなんです。
マングローブ茶屋から少し南下したところにあるカヌー出発所の駐車場に到着しました。
まずはスリッパに履き替えさせられました。そして救命胴衣を装着です。ですがカヌーはどんなに無理してもひっくり返らないような構造のようです。とても安心して乗れました。子供さんも乗ってましたもん。

まずはパドルの持ち方を教えてもらい1人乗りカヌーに乗って出発しました。2人乗りもあるけどそちらの方が難しいようです。
1人で気の向くまま漕ぐのが良いですよね。
今回のツアーは4人でした。男性は私一人、残りは女性です。まずは広い川を河口に向かって下ります。
14時頃からスタートしたのですが13時が干潮ですのでだんだん潮が逆流してきます。これくらいが丁度初心者には良いようです。つまり逆の流れだと戻ってくるのが川の流れが逆になって大変みたいです。
水深は浅くなんだか安心感があります。それにしてもとてもキレイな水で気持ちよいです。ただし風はかなり強いです。
インストラクターさんが教えてくれながら進みます。
しばらくいくと左手に浅瀬がありましたので上陸しました。
ここは満潮時には水没する場所です。ここにとてもかわいいシオマネキがいました。
ちょっと画像が粗いですが、体の大きさは5ミリから1センチくらいだったので「なんか虫がいる」ような感じでインストラクターさんの説明でやっとシオマネキという蟹だと理解しました。
莫大な数がいるのですが近寄ると穴にサっと入ってしまいます。ですがジッと立って待ってるとすぐに姿を現して微生物などをハサミで食べています。
マングローブってこのよう海水や淡水があるところに生えている植物の総称なんです。それは沖縄の西表島でも教えてもらいました。
だんだん潮が進んできて水が無かったところがだんだん深くなっていきます。
これでも40年もののマングローブだそうです。その時期を過ぎると急に大きくなっていくそうです。
やさしいインストラクターさんが優しく教えてくれます。
カヌーの底がつかえたりしながら進みます。
マングローブの実はエンドウ豆みたいに細長いのですがこれが下に落ちてたまたまそこにあるドロに刺さったり穴に入ったりしたらそこで芽がでてくるそうです。そんなウンのない実は流れていく運命をたどります。
潮の満ちてくるのに合わせてゆったり進むのも良いものですね。広い川では力技で進みましたがここはゆったりです。
ガイドさんは立ってますね。こんな浅瀬でもカヌーって進めるからビックリです。他のツアーも混ざってただいま渋滞中ですわ。
上を見上げると快晴で気持ちよいです。
潮の満ち方より私達が早く到達したのでここらで引き返します。
ガイドさんが写真を順番にとってくれました。といっても4人しかいないのですぐに終わります。
こちらは他のツアーの方ですが2人乗りのカヌーに乗っています。
マングローブ林を広い川に向かって戻ります。潮が満ちてくるとは言え、ぜんぜん流れは感じません。
このころにはみんなパドルの使い方が上手くなっています。
広い川に出たあとガイドさんが「あと500メートルくらい下ると違うマングローブ林がありますがどうしますか?」と言うので私は「女性陣に判断は任せます」とお話したところ行くことになりました。
広い川は風が強く流れも逆流なので女性2名はガイドさんが自分のカヌーの後ろに紐でくっつけて3連で引っ張ってくれました。
私は自分でパドルを漕ぎましたが腕がプルプルしてきました・笑

そして2つの川の合流地点から中州になっている部分にある水路を進みました。

こちらも似たようなところでしたが先ほどより水深が深く、それはそれで楽しめました。
終わりは16時を過ぎて2時間もの時間を過ごしました。距離は2キロ程度漕いだと思います。とても楽しかったです。

マングローブ茶屋にもどってきてトイレ休憩してから奄美市名瀬のホテルまで送ってくださいました。

カヌーって自分だけで借りると1700円で借りれるようですが、最初はガイドさんに教えてもらいながら乗るのが良いと思います。
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☆マングローブ茶屋
〒894-1205 鹿児島県奄美市住用町大字役勝7
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TEL:0997692189
営業時間:09:00~23:00
≫マングローブ茶屋 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.04.11