ホテル立山に宿泊すると無料の催しがいろいろあります。そのひとつがホテル宿泊者だけの「雪の大谷」ウォーキングです。一般客の見学が終わる17時からホテル立山宿泊者の希望者がウォーキングできるのです。
しかも、バスがまだ行き来するのですが、その合間を見計らって5分あまりの間、道路いっぱいに広がって写真撮影ができるのです。
その他、食事の後のビデオでのたのしい立山説明会やその後の「夜の散策」や屋上展望台での星空の観察会もあります。それらすべて無料です。翌朝は、有料2100円になりますが、後立山連峰から上がるご来光を見るツアーも開催しています。盛りだくさんです♪
17時にロビーに集まった参加者たちは、日本人ガイド、中国語ガイド、英語ガイドの3名のガイドに分かれました。
駐車場に集まり、再度注意事項の説明会です。事故のないようにということです。
最後のバスが数台出て行ったのですが「みなさんは一般客が帰った後、雪の大谷をウォーキングできる特別な人たちです。それに参加できないかわいそうな人たちがバスで帰っていかれますので皆で手をふって差し上げましょう」という笑いの起きるフレーズでバスのお客様たちにみんなで手を力いっぱい振ったのでした。
ホテル宿泊者だけの雪の大谷ウォーキングは特別感があります。
霧が結構深い中みんなで歩いて行きました。
少し行ったところで適切な説明があります。
説明を聞かずに写真を取りまくる参加者に「ここはまだ雪の大谷ではありません。ぜんぶ捨てることになるので写真は止めて聞いてください」
いったん壁が下がって上がるところから「雪の大谷」は始まります。
「今年は15日に大雪が降ったので4月16日からOPENになったのですが、その際にかなり積もったので公表16メートルの高さですがもっとあると思います」と説明されていました。
雪の大谷の壁の上にはつららが下がっています。
ホテル立山のスタッフさんが楽しい説明をしてくれます。
バスがまだ数台残っているので、バスが来ない時間を見計らって5分間ということで道路全部を使って写真撮影の許可が出ました。
中華系の客がかなり多いです。道路いっぱいに広がって撮影できるのは特別感があります。
私も登場です。
約45分のウォーキングはかなり速足で過ぎました。帰りの道は先頭で歩いたのでこんな写真が撮れました。
霧が多かったもののとても楽しい雪の大谷ウォーキングでした。
雪の大谷は壁を横に削ってあります。その他のところは除雪を優先するのでバックホーで縦に削ってあります。
除雪した雪を40メートル飛ばす熊五郎。道なき道を削るのは三角測量を使っているそうです。GPSも使っているということでした。
道路わきに立っている木は吉野杉で1本1万円するそうです。実に500本の吉野すぎを使っているそうです。それがバキバキ折れていました。そのワケは雪は高いところから低い方へ流れるそうです。
そのためにホテル立山から見ると左手から右手に流れるので壁のポールは右に倒れてきていっています。右手にある木には青いテープを巻いて左手に歩きには赤いポールを巻いているそうです。
四代目熊五郎は熊が両手でピースサインして4本の指を立てることで4代目とわかるようになっています。
ホテル立山に戻ってきました。17時45分です。夕食は18時15分としています。15分単位でお客様の食事時間は決められています。
ホテルから出るのはここからです。最初はわからずとまどいました。
立山黒部アルペンルートの説明図です。「雪の大谷」は立山室堂のホテル立山前で実施されます。
☆雪の大谷
〒930-1414 富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林内 室堂平
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≫公式ホームページ 立山黒部アルペンルート
☆ホテル立山
〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺
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≫公式ホームページ ホテル立山
≫筆者:おのちん
≫来店日:2019年04月19日