3年前、2012年の11月15日以来の再来店です。「まんづ 皆さん よぐおでってくなんした」から始まるお迎えの言葉が入口にあります。
古民家を移築したこの店、コの字に配したカウンターに着席しました。
つきだしに火が入りました。つきだしは、地物手羽などのおでん煮込みです。まあつきだしてコレですからね。手が込んでますわ。
岩手産南部どぶろく(1,5合890円)を注文しました。
まるでマッコリみたいな・笑 どぶろくが登場しました。ほんと濁り酒ですねぇ。
まっこりどぶろくのアテに注文したのは「鯖のなまり節」です。初めて食べますわコレ、なんちゅうか鯖の燻製みたいなものです。
酒を飲んでると、店のスタッフが木樽に貝類を入れて行商に席に来てくれました。面白い仕掛けをやるお店です。
行商の中からホタテを刺身にしてもらいました。
そしてサザエはつぼ焼きにしてもらいましたよ。
サラダを注文しようちゅうことで「南部鼻曲り鮭サラダ」です。なんで鼻曲がりなのか聞かなかったなあ。鮭たっぷり乗っかっててドレッシングも美味いです。
どぶろくも無くなってきたので、南部鉄器で熱燗を追加しました。南部鉄器って鉄分を吸収できるんですよね。
あの白地に墨で書いてあるメニュー大好き♡ カウンターの椅子はゆったりしていて落ち着いて飲めます。
こちらから右手、そして正面というコの字のカウンターです。自家製梅酒とか山ぶどう焼酎とか柿の葉焼酎とか聞きなれない飲み物がありますわ。
冷酒は店のおすすめの「あさ開、純米吟醸」サラッとして、とても好きなお味です。面白い木の酒器で出てきました。角にカットを入れてあり酒を注ぎます♪
みなさん、いろんな味噌を酒のアテにして飲んだことがありますか?ここでは5種類の味噌を用意してあって、味噌を舐め舐め酒を飲めますよぉ。
右側から「こうじ味噌」「岩手田舎本蔵出し味噌」「豆天然手作り味噌」「田舎作り味噌」「手前味噌」の準に並んでいます。またこの細長いしゃもじに乗せてもってくるのがニクイ演出ですね。
メニューもあるのですが「手前味噌」なんてのがあるのが面白いです。
次の酒のアテはホルモン煮込みをお願いしました。この色から想像できないとても甘い味噌スープでした。
こんにゃくの味噌田楽です。この味噌はねぇ、福岡市の「かっぽう原田」の茄子味噌田楽にそっくりのお味です。美味しい。
いか徳利酒なってのもあります。三陸名産1390円なり。次回お願いしてみたいな。
そろそろ〆ですわ。写真はデカいですけど、実物はちっちゃいんですよコレ。酢めしに鱒とイクラが乗っかってるものです。
デザートちゅうかこんなものを注文してしまいました。珍しいものが盛りだくさんで注文しきれません。これは「あずきばっとう」と言います。粒あんしるこに、うどんの平麺のデカイのを入れた感じの食べ物です。うどんなのかスイーツなのか岩手県民に聞いてみたいです。南部名物らしいです。
勘定をお願いしたら、無料の味噌汁をついでくださいました。まあ博多の焼鳥屋「粋恭」で言う「スープで計算」みたいなもんですね。
勘定を払う際に無料でついてくるっつうアレですわ。
これで終了かと思いきや店内がなんだかザワザワしはめました。時間はちょうど20時です。
何かと思ったら店のスタッフによる、さんさ踊りが始まりました。
いやあ歌って踊るスタッフさんたち。こりゃ盛り上がりますわ。
食べ物も楽しいし演出も楽しい最高の居酒屋さんです。
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☆南部藩長屋酒場
〒020-0022 岩手県盛岡市大通2丁目6−4
≫Googleマップ
TEL:0196537099
営業時間:17:00~23:30
定休日:月曜日
≫南部藩長屋酒場 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫来店日:2015,11,20