盛岡市から久慈市への移動は高速道路があります。しかあし、昔、走った下道を走りました。仙台に住んでいて岩手担当だったころ走っていた道を走りたかったのです。盛岡市を北へ向け走ってると岩手山が近くに見えてきます。
美しい。この山が岩手富士と言われる所以です。青森なら津軽富士と呼ばれるお岩木山があります。
秋田は鳥海山、山形は月山、宮城は蔵王。福島は会津磐梯山など各県を代表する山がありますね。その他にもすばらしい山がたくさんある東北、大好きです。
盛岡から久慈に行く途中の北上山地を山越えする途中にある平庭高原の道の駅に立ち寄りました。ですが朝9時前だから開いてないです。牧場牛乳を飲みたかったのですが。
建物の左手に下がってるのはカブの葉でした。捨ててしまうような部位だけど、近寄ってみたら400円の表示がありました。結構、お高いですね。干し豆腐と一緒に味噌汁にしましょうと書いてありました。このあたりは冬が厳しいから保存食なんでしょうね。ここまで盛岡市から1時間半かかりました、久慈市までまだ1時間もあります。遠いです。
車はだいぶ走り北上山地から久慈市へ下ってきて、またまた道の駅に寄りました。道の駅ってスゴいと思う施設とイマイチと思う施設に分かれますね。津軽の「道の駅鶴田「」なんぞは感動モノでしたが。
私は、初めての就職で仙台に赴任したのです。岩手県を担当した際に新規取引でたいへんお世話になった久慈市の林業機械店に手土産さげてご挨拶に立ち寄りました。初代はお亡くなりになってましたが、お世話になった専務さんが店内で薪ストーブにあたりながら新聞を読まれてました。
震災の話をお聞きしたら、久慈市にも高さ30M超の津波が来たそうです。でも南側に半島が出てて波が弱まり市内中心部は堤防が決壊しなかったので死者1名だけだったそうです。ただ、川を10キロ上流に上がった地域は堤防決壊で全滅したと言われてました。懐かしいお話をいろいろしてお暇しました。
さて久慈市と言えば日本でも数少ない琥珀の産地です。そこで久慈市にある琥珀博物館に立ち寄りました。ここは久慈市と岩手県から誘致された企業が経営してます。
「久慈市琥珀博物館 新館」
この別館に素晴らしい琥珀が展示されてました。琥珀は私が生まれる前の3000万年ほど昔の樹液が化石化したものです。久慈市の琥珀は世界で最も古く8500万年前のものだそうです。
恐竜化石も出土したらしいです。琥珀って虫が入っていたりした方が価値が高いんですよ。この施設の裏山で琥珀を採るそうで近くに本館や作業棟があります。
本館の売店で嫁さん用に琥珀のネックレスを買いました。琥珀は光の当たり具合で色が変わってとてもキレイです。琥珀の偽物はプラスチックなどたくさんあるらしいですが、見分け方は水に浮くかどうからしいです。また偽物は傷がつきやすいこととか、布でこするとスゴイ静電気を帯びるなどで見分けることができるそうです。。首にかけるチェーン部はちとお安い外国産の琥珀でできたものにしました。
≫岩手県北沿岸へ:海カフェたねさしでサバまんと三陸海岸ウミネコのたまご揚げ│【11月】秋田、北岩手、青森の3泊4日の旅 その4
☆久慈琥珀博物館
〒028-0071 岩手県久慈市小久慈町第19地割156−133
≫Googleマップ
TEL:0194593831
営業時間:09:00~17:00
定休日:年末年始(12月31日と1月1日)と2月末日
≫久慈琥珀博物館 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫来店日:2015,11,21