【 宮城 】《日本三景》あゝ松島や松島や╿宮城県 松島

こんにちは、はてはてマンボウです。今回は、宮城県の海を回遊しています。

はて、なんだかたくさんの岩が並んでいるところに迷いこんでしまったような。

梓「君がいまいるのは、日本三景だよ」

マ「あ、連理梓さん。日本三景、はて」

マ「あ、ほんとうだ。ということは」

梓「今回は、日本三景の1つ、松島を探検しよう」

松島までのアクセスは?

梓「さて、仙台まで東北新幹線でやってきたあとは」

梓「JRの東北本線に25分ほど乗ると、松島駅に着く」

マ「のんびりしたところを走っていくわねえ」

マ「はて、この飲みものは」

梓「ずんだ茶寮が売っている『ずんだシェイク』だ。仙台観光には欠かせないドリンク。仙台駅でも買えるよ」

梓「松島駅に着いたあとは、15分ぐらい歩くと観光地の中心に到着だ」

無数の島々を観光船で巡る!

マ「あら、こんなところに立派な観光船が」

梓「松島といえば、やっぱり観光船だよね。松島の間を縫いながら、大小さまざまの島々の名勝を楽しむことができるよ。1時間に1本、所要時間は50分程度」

マ「それじゃあ、島々の回遊の旅に出発ですよお、はってはて♪」

マ「松島というだけあって、松が生えた島々が並ぶわねえ。形も独特な島がたくさんです……まぼ?」

マ「はて、かもめとの距離が近いような」

マ「ひええ、どんどん集まってきました~なにも悪いことしてないのに、はてはて」

梓「ははは、ヒッチコックの『鳥』みたいだね」

マ「笑っている場合じゃないですよお」

梓「落ち着いて、マンボウちゃん。この遊覧船では、かもめにかっぱえびせんをあげることができるんだ」

マ「はて、近づいてきましたよ。指を食べられないかしら……」

マ「餌だけ食べた!」

マ「風景も楽しいけど、かもめと戯れるのにもついつい夢中になっちゃいます、はってはて♪」

瑞巌寺と五大堂で歴史を感じる

マ「さて、地上に戻ってきました」

梓「ここからは、松島の歴史スポットを巡ろう。まずは参道を歩いて瑞巌寺へ」

伊達政宗ゆかりの寺╿瑞巌寺

梓「瑞巌寺はもともと天台宗(てんだいしゅう)のお寺として平安時代に開かれたのが、鎌倉時代に禅宗がはやったとき、臨済宗(りんざいしゅう)へと転換した。『瑞巌寺』の名前をつけたのは、伊達政宗なんだよ」

マ「うわあ、綺麗な苔と林。境内には、手入れが行き届いていますねえ」

梓「国宝の庫裏(くり)がお出迎えしてくれる」

マ「庫裏ってなんですか」

梓「禅宗で、台所のことだよ」

マ「はて! 立派な岸壁を彫り込んでます…おや」

マ「う、鰻塚。はて」

梓「大正時代に、地元の人の寄付でできたらしいよ」

マ「はて、不思議な洞窟群が。普通のお寺の境内とは思えない、スケール感があるわねえ」

五大堂・透橋

梓「さて、瑞巌寺の境内を出たら、今度は五大堂へと向かおう」

マ「瑞巌寺から少し離れていますけど、ここも瑞巌寺に所属しているんですねえ」

梓「瑞巌寺に所属させたのは、伊達政宗だそうだ。もともとは、平安時代に征夷大将軍の坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が毘沙門堂(びしゃもんどう)として建てたのが始まりだそうだよ」

マ「坂上田村麻呂なんて、久しぶりに聞きましたよ、はて」

梓「征夷大将軍はもともと、東北に住む蝦夷(えみし)を征伐するための将軍のことだからね。東北に来ていたんだ」

梓「五大堂には、この透橋(すかしばし)を渡るんだ」

マ「どうして、透かし橋、なんですか」

梓「足元を見てごらん。橋げたの間が空いてるでしょ。橋の上からでも海面が透けて見えるから、透橋」

梓「さて、ここが五大堂。不動明王を中心として降三世(ごうざんぜ)・大威徳(だいいとく)・軍荼利(ぐんだり)・金剛夜叉(こんごうやしゃ)の五大明王が祀られているのが名前の由来だ」

マ「明王、はて、どこかで聞いたような」

《世界遺産》仁和寺で見る明王と天
↑↑「明王について知りたい!」という方は、こちらをチェックしてくれ~まあんぼう~

梓「この五大明王、普段は秘仏だけど、2016年には三井記念美術館で公開されていたんだよ」

マ「なむなむ」

梓「五大堂の側面には十二支が描いてある」

マ「羊は、なんとなくヤギっぽいですねえ」

マ「松島の穏やかな眺めを五大堂から望むのも、豊かな気持ちにさせられますねえ。松島や、はてはてマンボウ、マンボウちゃん。はて~」

基本情報のまとめ

松島町

〇公式HP

丸文松島汽船株式会社

〇公式HP

〒985-0016 宮城県塩釜市港町1丁目4-1

≫GoogleMapで開く

瑞巌寺

〇公式HP

〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島町内91

≫GoogleMapで開く

五大堂

〇公式HP

〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字町内

≫GoogleMapで開く

≫筆者:連理梓
≫来訪日:2016.12.15

相互リンクまとめ ①四寺廻廊

↑↑↑「四手廻廊って何?」「東北のお寺をもっと知りたい!』という方はこちらの記事をチェックしてくれ~まあんぼう~

相互リンクまとめ ②日本三景

京都府 天橋立

天橋立では、ロープウェーから天橋立の股のぞきを楽しみましたよ~。

広島県 宮島

宮島では、定番の厳島神社から、水族館に紅葉、さらにはロープウェーで行く不思議な山頂にも行ってまいりましたよ~

関連記事

  1. 【 福岡市 】蛤の器に乗っかった「蛤のクリームコロッケ」|博多区の五三食堂 その26

  2. 【福岡市】煮魚定食だけの食堂って珍しいですよね│煮魚少年

  3. 【 鹿児島 】奄美パークの無料展望台から奄美空港の誘導路が見えます。 │ 2泊3日奄美大島の旅

  4. 【 5月の北海道 】 国内唯一!国宝、中空土偶が常設展示されている道の駅、縄文ロマン南かやべ │ 3泊4日函館の旅 その10

  5. 【 愛媛 】タレで食する「鯛めし」!?╿宇和島市のほづみ亭

  6. 【 5月の北海道 】 汐首岬と大間は本州~北海道の距離最短の地なのだ │ 3泊4日函館の旅 その5

  7. 【長野】六百山と霞沢岳は上高地温泉ホテルからの眺めが良し│8月初旬2泊3日信州上高地と乗鞍岳の旅 その6

  8. 【 北海道 】1メートルの巨大なイトウが群れで川登り「山の水族館」|北海道北見市留辺蘂町(るべしべ)

  9. 【 宮城 】キンキを食べた後はニッカウヰスキー宮城峡ハイボールですっきり|仙台市の地雷也

  1. 【 青森 】津軽半島周遊 晩秋の青森の紅葉と八甲田の雪 3泊4日の…

    2022.01.04

  2. 【 島旅 神集島 】 佐賀県唐津市の神集島はフェリーで8分で到着し…

    2021.07.25

  3. 【 島旅 唐津市高島 】 宝当神社がある高島までフェリーで10分

    2021.07.06

  4. 【5月の北海道】3泊4日 函館を中心としたみどころいっぱいの道…

    2021.05.16

  5. 【 高級居酒屋 】 福岡市の田中田は一流の食材を美しく食べさせてく…

    2021.04.28

  6. 【 鹿児島奄美特集 】 さすが元沖縄です。奄美は人は少なく美しい海…

    2021.04.20

  7. 【特集:冬の十勝4日間】快晴と大雪、帯広、然別湖、旭岳、美瑛を…

    2021.03.18

  8. 【特集】 和食系、味、香り、彩り、器も最高 │ 赤坂あきちゃん

    2020.12.31

  9. 【 特集 : ニセコの温泉 】温泉付ペンションアダージョとヒルトン…

    2020.12.31

  10. 【特集:男池】大分、紅葉の宝泉寺温泉に泊まる1泊2日

    2020.12.31

  1. 【特集:西山口県】コバルトブルーの角島とホテル西長門リゾートを…

    2020.03.25

  2. 【昭和レトロ居酒屋】福岡市博多区のがったんごっとん

    2019.05.28

  3. 【長崎市内観光とグルメ】おでん専門店「桃若」へ|1泊2日:2019.…

    2019.01.23

  4. 【世界遺産の旅:知床】知床五湖、ホエールウォッチング、摩周湖、…

    2016.09.02

  5. 【特集:8月の上高地と乗鞍岳】無人の河童橋、爆流の善五郎の滝、朝…

    2020.08.11

  6. 【特集記事】特色ある福岡市内の鮨屋からいきつけの4店舗をご紹介…

    2019.01.27

  7. 【イタリアン料理】感動の5000円フルコース|鹿児島県薩摩川内市の…

    2019.05.21

  8. 【特集記事】JAL国内線ファーストクラス機内食  記事の一覧

    2019.02.12

  9. 【北海道を東西へ2泊3日】旭川を拠点に東へ西へ、増毛町~紋別町

    2016.06.28

  10. 【特集:9月の富山】台風の中、紅葉の立山2泊3日の旅

    2020.10.03

  1. 【特集】奇想の画家ってなんですか?

    2019.02.17

  2. 【特集】仏の世界の四階層╿如来・菩薩・明王・天

    2019.02.07