こんにちは、はてはてマンボウです。今回は日本海を回遊しています。
梓「今回は、海の京都にやってきた」
マ「あ、連理梓さん。はて、京都に海があるんですか」
梓「そりゃあ、京都北部にある日本三景の一つ、天橋立だよ」
天橋立へのアクセス
梓「京都市内から車で行くときには、京都市北西の京都縦貫(じゅうかん)自動車道からだいたい2時間」
梓「駐車場は、観光地らしく、いたるところで客引きをしているから、特に困ることはないと思う」
梓「電車で来るときは、京都駅からJRの特急『はしだて』で宮津駅まで約2時間。福知山から天橋立までは観光列車『くろまつ』も出ているから、気になる人はこちらをチェック」
マ「最近は、いろんな観光列車が出ていますよねえ」
梓「宮津駅から天橋立までは『京都丹後鉄道』かバスで40分ぐらい」
マ「特急から先も、意外と時間がかかりますね」
梓「高速バスだと2時間で着くから、こっちの方が便利かもね。金額も安い」
天橋立の歴史のあれこれ
マ「おお、いよいよ着きましたね! ここが日本三景の天橋立ですかあ」
梓「天橋立って、百人一首にも出てくるんだよ」
マ「まぼ」
マ「なんだか聞いたことがあるような、ないような」
梓「日本の神話にも出てくる」
マ「神話! はて」
梓「イザナギノミコトが天に通うために作った梯子が、寝ている間に倒れたものだと言われている」
マ「はて、駐車場付近には立派なお寺が」
梓「智恩寺(ちおんじ)だね。日本三文殊の一つ。知恵の仏様、文殊菩薩の霊場」
マ「受験生のお参りに良さそうですね」
梓「この地で暴れていた開く龍を鎮めるためにやってきた文殊菩薩が、悪龍を仏教の道へと教化したと言われているそうだ」
『天橋立』北から見るか南から見るか╿観光スポット
天橋立公園
梓「あの定番の風景を見るために、天橋立ビューランドへ向かおう」
マ「おお、リフトで昇っていくんですねえ、こりゃあ、らくちんマンボウちゃんです、はってはて♪」
マ「まぼまぼ。こんなところに、ナンジャモンジャ」
梓「天橋立が見られる天橋立ビューランドには、リフトかモノレールで向かう。10分もかからずに上まで着くよ」
マ「おお、これよお、これこれ♪」
天橋立を「歩く」!
梓「さて、天橋立は、実際に歩くこともできるんだよ」
マ「ほほーん。上から見るだけじゃなくて、実際にあの海の道を回遊してみましょう、はってはて♪」
マ「あら、立派な山門。こっちが入口かしら」
梓「そっちに行ったら、智恩寺に着いちゃうよ。天橋立は智恩寺を見て右側だ」
マ「へえ、橋を渡っていくんですねえ」
梓「ところが、ただの橋じゃない」
マ「まぼ」
マ「はてはて! 橋が開いて船が通りすぎていきましたよ」
梓「この廻旋橋(かいせんばし)は、船が通るたびに90度旋回するんだ」
マ「松林が続いていきますねえ」
マ「おっ、日本三景の石碑もありますねえ」
笠松公園
梓「さて、天橋立を挟んで北側へやってきた」
マ「最初とは反対側にいるんですねえ」
マ「こっちにも、ケーブルカーやリフトがあるんですねえ」
マ「あら、時代を感じるわねえ」
マ「さあ、昇っていきますよう」
梓「さ、笠松公園へ着いたよ」
マ「あっ、股のぞき台!」
梓「笠松公園からの眺めは、天橋立が昇り龍のように見えるから『昇龍観』と呼ばれているよ。『股のぞき』発祥の地でもある」
マ「もちろん、のぞきますよ~、はってはて♪」
マ「はて、残念。ちょっぴり曇ってます」
マ「はて、不思議な鳥居の向こうにすてきな建物が」
梓「『アマテラス カフェ』。さて、ちょっとお茶でもしたら、ゆっくりリフトで帰るとしようか」
マ「はて、観光地にあるおしゃれなカフェとは、こりゃゆかい、ゆかい、はってはて♪」
基本情報のまとめ
天橋立ビューランド
〒626-0001 京都府宮津市字文珠
傘松公園
〒629-2242 京都府宮津市字大垣75
智恩寺
〒626-0001 京都府宮津市文珠466
アマテラス カフェ
〒629-2242 京都府宮津市字大垣
アクセス
【日本三景】相互リンク
宮城県 松島
松島では、遊覧船と、瑞巌寺を中心に回りましたよ~。
広島県 宮島
宮島では、定番の厳島神社から、水族館に紅葉、さらにはロープウェーで行く不思議な山頂にも行ってまいりましたよ~
≫筆者:連理梓
≫来訪日:2014.02.21
参考文献
〇神社本庁(2012)『神社のおへそ』(扶桑社)