大王わさび農場は入場無料です。
そば幸さんで昼飯を済まし安曇野の大王わさび農場に到着です。気温9℃の乗鞍岳から気温34℃の安曇野に車で降りてきました。あっつ~、25℃の温度差に汗が噴き出ます。湿度が少ないので福岡市よりは快適ですが暑さは堪えます。
建物の入り口より左手にトイレがあるので先に行ってきました。これがまた新築ですか。すばらしくキレイです。
明るい陽射しが差し込んで落ち着かないかもしれませんね・笑
はい、大王わさび農場の入り口です。この民間施設は入場無料なんですよぉ。駐車場は満杯で県外ナンバーばかりが揃っていました。
右手には大王わさび農場マップがあります。すごく広くて野球場くらいあるんじゃないかなあ。
本わさびソフトクリームやわさびコロッケなんぞの商品開発がなされてます。なんでもわさびを使えば良いというものではありませんが、これらの商品が売れることで無料入園が成り立っているのでしょう。
さて、中に入ってすぐ左手に本わさびが販売されていました。大きめのが1本1000円なのですが全部30%引きです。しかもよく見ると「静岡産」って書いてあります。大王わさび農場のものではありません。
「なんで?」と聞いてみました。すると「全国の飲食店がダメで静岡のわさびが売れてないんです、それで販売を頼まれて」ということでした。そんなことなら大王わさび農場のわさびも売れてないんじゃないかと思うのですがなにかそこにはあるのでしょう。確かに私が福岡で行く鮨や飲食店でわさびを使うところは静岡の伊豆などのわさびを使っていて長野産はあまり聞いたことがありません。
さっぱりしてる、わさびソフトクリーム
その販売店の前にはソフトクリームなどの販売ブースがありました。
巨峰ソフトクリームが美味そうですが、ここに来てそれは無いでしょう。
わさび生ビールなるものまで用意されています。飲みたいけどね車の運転があるからね。
飲食できる場所のテーブルには密を避けるように椅子に✖がしてあります。でも片側の椅子2か所に✖をして平行に並んだ方が密を避けるんじゃないのかな。
わさびソフトクリーム300円にしました。わさびが混ざっているのがわかりますね。わさびの香りがしますが、わさびがツーンとするようなことはないです。丁度良い感じに仕上がってますよ。
ふと左手を見ると、わさびコロッケやわさびコロッケバーガーが販売されています。わさびだけで広げますねぇ。
ソフトクリームを食べ、目の前のわさび農場を左回りに回ることにしました。そば屋さんもしっかり営業されてます。
【珍百景】混ざり合わない2つの川
わさびの大きなモニュメントが置いてありました。
さて「大王わさび農場マップ」で農場内の地図を確認です。
わさびは日本独自のスパイスだと書いてあります。
近くを川が流れていることもあり、地下からコンコンと水が湧き出ているこの場所で長野産のわさびが栽培されています。全面に寒冷紗がかけられている姿は圧巻です。
左手に向かって歩き始めました。広いので人も多く感じません。
つきあたりまで来たら左手に水車が回っていました。そして目の前には並行して2つの川が流れています。そして2つの川の色が違いますね。
「珍百景」に自分で認定してますわ・笑。 万水川が奥の川、そして手前が湧き水100%の川、蓼川だそうです。水質が全く違う川が細長い島を挟んで流れています。
この先で合流するようですが水温などが違うのでしばらく混ざり合わないと書いてあります。ほんとだ!
湧き水で栽培される安曇野の本わさび
右手にわさび農場、左手に2本の川を見ながら進みますと湧き水で遊べる場所がありました。子供たちがキャッキャ言って遊んでました。
こんこんと湧き出る清流
寒冷紗の中がここから良く見えます。美しい湧き水が流れています。
水の流れを制御するのもわさび栽培にかかせないそうです。
湧き水の遊び場につながった池に突然変異のニジマスが泳いでました。
こちらは水の流れが大きく、こうなると川ですね。わさびも育つでしょう。
やや大きい流れの中でわさびを育てています。
園の中心部にすこしばかり山のようになったところがあります。アルプス見晴らし台みたいな名前がついていたと思います。そこから川の流れの場所のわさびを見た様子がこれ。
そして振り返ると確かに有明山などが良く見えます。
このあたりのわさびは大きくなっていますね。それにしても水がキレイ、文字通りの清水です。
休憩所でおみやけ処はソーシャルディスタンスということで休止となり休憩所専用になってました。
その前には南アルプスの天然氷を使ったかき氷が販売されていました。1000円です。
ぐるりと回ってきたのでそろそろ入場口が近くなってきました。なにやら古い雰囲気ある建物が見えてきました。手前は小さなスペースを活かしてわさびを栽培してあります。
1917年に開墾されたんですね。古い歴史がありますね。
入口から入場したときに見えた蕎麦屋の正門はこちらです。わさびを沢山使ってくれるように作られたのでしょう。
さて先ほど、わさびソフトクリームを食べたところには売店もあります。
入口には「大王わさび農場の歴史」が書いてあります。この中にはさわび関連の食べ物やグッズが販売されています。中でも「チューブ入り本わさび」が販売されていました。なんでも本わさびの割合が国内最高らしいのですがなん%とは書いてない。書いてないと変に勘繰る私、他社が3%しか本わさびが入ってなくて、大王わさび農場は10%も入っているので国内最高だけど10%がバレてしまうと「なんだそれくらいしか入ってないのか」と思われるから書かないのだろうか、なんてね。それにしても半額で販売されていましたが賞味期限が8月24日まででした。もっと賞味期限が長いのがないのか探しましたがありませんでした。あと20日間で使い切る自信ないので買いませんでした。
信州松本空港からFDA207便で福岡空港へ戻ります。
信州松本空港の2階にはレストランが1軒あります。「レストラン 城下町」です。
一般的なメニューが揃ってますが一応、ざるそばも用意されています。
帰りのFDAは紫色でした。16時25分発FDA207便に乗り込みました。
さようなら信州、またくるね。
☆大王わさび農場
〒399-8303 長野県安曇野市穂高3640
≫GoogleMapで開く
TEL:0263822118
営業時間:09:00~17:20(11月から2月は16時半まで)
≫大王わさび農場 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫来店日:2020.08.04