【福岡市】フォアグラと桃のステーキ、イタリアン創作料理のお店│ガストロノミヤ古賀圭祐

西新にある二コラのYUKIちゃんのインスタで見かけたので予約して行ってきました。なかなか予約は取れず、行きたい日の1週間くらい前の電話で予約できました。

昭和通りの舞鶴交差点からほど近い、通りに面した2階にそれはありました。

階段を上がると右奥は美容室のようです。正面に「古賀圭祐」と書いた暖簾が堂々と下がっていました。なかなか自分の名前を店名にしている人は見かけないですよね。

カウンターに着席です。コロナがあるので今は客数を3組にしぼっているということです。

飲み物メニューは紙であるのですが「本日のメニュー」はQRコードをスマホで読み込んで自分で見るという初めてのシステムでした。そのメニューがこちら、独特なネーミングが並びます。

最初にお願いしたのはプレミアムモルツです。

ビールは余分なものを使ってない「プレミアムモルツ」か「ヱビス「」に決めているのでありがたいです。

メニューにノンアルは無かったのでお聞きしたらオレンジジュースがありました。このオレンジジュース、赤色が強い珍しいジュースです。

前菜は「レバペパニプリ」です。3点出てきた一番左がパニプリで一番右がレバパテです。

まず右側のレバーパテ。リンゴパイのようなものに乗っかてました。一口で食べましたよ。

次が、千葉産のピーナッツを茹でたものにジュレを乗っけてます。

僕はピーナッツの茹でたのは、あまり好きじゃなかった時代があるのですが、水戸駅前の居酒屋で初めて「ピーナッツの茹でたやつ」を美味いと思ってそれからは「好き」に舵を切りました。

これがインドの定番おやつ、パーニープーリーです。乗っかている草むらをかき分けて進むと中には、いくらやモッツアレラチーズが投入されていました。球形の丸い部分は小麦粉を揚げたものです。

次に登場したのが「かぼちゃのスープ」です。なんかだいろんなスパイスをかけてあるようです。

お聞きしたらカルダモンをかけてあるとのこと。

※Wiki先生によると、カルダモンはバニラ、サフランについで3番目に高価な香辛料らしいです。

さて赤ワインを飲もうとしたら、次は魚が出てくるということだったので、赤ワインをを止めて白にしました。1杯づつのハウスワインです。

次のネーミングは「風呂上りサーモン」です。白いデカい器の上に乗っかって登場です。

なんで「風呂上り」かというと45度で1時間ほど低温調理したからだそうです。熱めのお風呂に入ったサーモンは程よい色合いになっていますわ。

これは「カツオと馬、泡生姜」というネーミングです。馬とかつをのタタキです。

生生姜を含んだ泡を絡ませて頂きました。

瓶ビール以外にクラフトビールがありますのでお好みで。

「フォアグラと桃のステーキ」です。焼きあがったものを持ってきてくれて席までソースをもってきてかけてくれます。

ほら、こんな感じです。彼は演出が好きですね。古賀シェフは、イタリアに15年ほどいて、2年前に帰国したそうで、バリバリのイタリア料理シェフです。と言ってもイタリア創作料理のような感じで、それに多国籍にいろんなものを取り入れてます。トラディショナルのイタリアンも好きですが創作もなかなか面白いです。

フォアグラと桃は一緒に食べたほうがより味わいが高まります。かなり濃厚な味に仕上がっています。

店内のカウンターはL字になっていて、その他に2人用テーブルが1つあります。

ホタテとじゃがいものウニボナーラ。パンを食べたいという声があちらのご婦人方から上がりましたが、このお店ではパンは焼いてないそうです。

まず小柱を酒のアテにしました。

あっ、書いてなかったですけど途中から黒霧のお湯割りにしてます。「ありますか?」と聞いたら置いてあったもので。イタリアンでも焼酎とか置いてくれてると気分で飲めるので良いですね。

一番上に乗っかっているのは卵の黄身でした。

じゃがいもで麺を作ってありました。もちろん雲丹ソースに絡めて頂きました。スプーンも添えてあるのでスープは全部飲みましたよ~。

「海老でタイを釣る」というネーミング。確かに鯛焼きの皮で海老フライやアボカドを挟んであるようです。「海老で鯛を釣った」結果、エビフライが鯛のお腹の中にいるんですね。

横から見るとこんなんですわ。ハンバーガー感覚で頂きました。

なんかメニューの数が多いですよね。そういえば予約の時に金額は話しなかったのですが確かネットで2つ3つコースがあったようなと思います。たぶん6000円のコースじゃないかと思います。

スモークが始まりました。

しっかりスモークが完成しました。蓋をとると・・

うりゃっ、「モクモク鯛と古代小麦」というメニューです。

古代小麦ってグルテンの量が少ないらしいので健康的な感じしますよね。

スモークしたらなんでも美味くなるって感じます。スモークされた鯛の上に古代小麦を乗っけて頂きました。

向うに3人いらっしゃるご婦人方の話が弾んでいますが、私は真剣に料理をいただいています。初めて入店した店の料理は勉強になります。学生の時に勉強をしなかったので今一生懸命に勉強していると言ってもいいかもしれません。

「仔牛の鉄板焼き」です。このあたりまでくると古賀シェフも凝ったネーミングを考えるのに頭が疲れたのでしょう。普通のネーミングになりました・笑。

トウモロコシだけじゃなくて、もろみなんぞも添えてあります。なんでも古賀シェフは寿司もやっていたらしいですわ。そりゃイタリアでは貴重だったでしょうね。

「汁なし黒胡麻坦々スパ」です。担々麺なのに麺をスパゲッティにしちゃってる一品です。中華を無理やりイタリアに引っ張ってくるという荒業です。中国人に席巻されているイタリア現地の状況を日本で見返してやりたかったのかもしれません。

なんかこの黒胡麻にトマトを入れているという話を聞いたような記憶があるのですが、黒霧など酒の飲み過ぎて記憶が定かではありません。美味いかったのは確かに覚えています。

最後のデザートは「養命酒のシフォンケーキ」です。普通のシフォンケーキじゃないのと思ったのですが

古賀シェフがおもむろに席までやってきて養命酒をシフォンケーキにかけてくれました。

明後日、人間ドックがあるので私の体調を気遣ってくれたのでしょう。最初に少し養命酒がかかっているような気がするのですが追加でかけてくれたのでしょうね。いつも異常がある人間ドックも対策は万全になったような気持ちになりました。

店を出て個人のやまさきタクシー(090-1979-7740)に乗ったのですが、近未来タクシーに乗ったような感じでデジタル化されていました。なんと天井真ん中にあるでかいシステムはカラオケですよ。通信カラオケ搭載のタクシーでした。ただし今はコロナでカラオケは中止しているそうです。

▶店内は、かわいい小型犬が足元をうろうろしています。好きな人は喜びそうですが、嫌いな方は注意してくださいね。


≫画像ではマスクを外されていますが対策完了済みのご連絡を頂きました。(2020.08.20)

 

☆ガストロノミヤ古賀圭祐
〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴1丁目2−10 2F
googleMapで開く
TEL:07023174034 080-1795-0531
営業時間:18:00~25:00くらい
定休日:日曜日
ガストロノミヤ古賀圭祐 Googleマイビジネスサイト

≫筆者:おのちん
≫来店日:2020.08.17

関連記事

  1. 【 5月の北海道 】西が松前藩、東が江戸幕府直轄の建有川寨門はなぜ作られたのか │ 3泊4日函館の旅 その20

  2. 【 5月の北海道 】銀行と美術館跡をホテルにしちゃった!美しくコスパ最強な函館市のお宿 │ 3泊4日函館の旅 その48

  3. 空撮あり 桜満開の富山県 【 桜前線を追う北陸の旅 】

  4. 【稚内】宗谷岬公園の高台にある旧海軍望楼とフィヨルド│【8月】稚内・利尻・礼文の旅 5泊6日 その3

  5. 【 5月の北海道 】五稜郭の背後を固めるために作られた四稜郭│ 3泊4日函館の旅 その55

  6. 【 福島 】気温20℃、尾瀬ヶ原で弥四郎小屋に泊まる│【7月】2泊3日、尾瀬と会津の旅 その1

  7. 【 佐賀県 】高島のカフェ Bimiでメロンクリームソーダ │ 宝当神社がある唐津の高島日帰り旅 その5

  8. 【山口】海の真ん中で海流がぶつかり合う珍しい響灘│角島

  9. 【福岡県】宮地嶽神社の夕日祈願祭は快晴っ│2020年 秋の「光の道」その1

  1. 【 青森 】津軽半島周遊 晩秋の青森の紅葉と八甲田の雪 3泊4日の…

    2022.01.04

  2. 【 島旅 神集島 】 佐賀県唐津市の神集島はフェリーで8分で到着し…

    2021.07.25

  3. 【 島旅 唐津市高島 】 宝当神社がある高島までフェリーで10分

    2021.07.06

  4. 【5月の北海道】3泊4日 函館を中心としたみどころいっぱいの道…

    2021.05.16

  5. 【 高級居酒屋 】 福岡市の田中田は一流の食材を美しく食べさせてく…

    2021.04.28

  6. 【 鹿児島奄美特集 】 さすが元沖縄です。奄美は人は少なく美しい海…

    2021.04.20

  7. 【特集:冬の十勝4日間】快晴と大雪、帯広、然別湖、旭岳、美瑛を…

    2021.03.18

  8. 【特集】 和食系、味、香り、彩り、器も最高 │ 赤坂あきちゃん

    2020.12.31

  9. 【 特集 : ニセコの温泉 】温泉付ペンションアダージョとヒルトン…

    2020.12.31

  10. 【特集:男池】大分、紅葉の宝泉寺温泉に泊まる1泊2日

    2020.12.31

  1. 【世界遺産の旅:知床】知床五湖、ホエールウォッチング、摩周湖、…

    2016.09.02

  2. 【ありそでない家族経営の居酒屋】福岡市の仙八

    2019.05.29

  3. 【特集】 和食系、味、香り、彩り、器も最高 │ 赤坂あきちゃん

    2020.12.31

  4. 【8月の上高地3泊4日の旅】飛騨高山のゲストハウスに前泊して乗…

    2016.08.19

  5. 【特集:岩手県の遠野市を楽しむ旅】仙台空港から沿岸を北上しまし…

    2016.05.21

  6. 【食と酒 なかむた-特集記事】都会の古民家で上質な和食|福岡市中…

    2019.01.27

  7. 【特集:冬の道東】快晴!冬の摩周湖や丹頂鶴、釧路の回転ずしに驚…

    2016.01.15

  8. 【五三食堂 特集記事】ダシを上手に使う美しさと独創的な居酒屋|福…

    2018.12.20

  9. 【特集記事】JAL国内線ファーストクラス機内食  記事の一覧

    2019.02.12

  10. 【新潟空港発着の信州3泊4日】上田、小諸、八ヶ岳、下諏訪、あづ…

    2016.10.13

  1. 【特集】奇想の画家ってなんですか?

    2019.02.17

  2. 【特集】仏の世界の四階層╿如来・菩薩・明王・天

    2019.02.07