積丹町余別という小さな町にある「いい田」に到着
「なごみの宿いいだ」。民宿ということです。神威岬が強風で通行止めだったので早めの15時に到着しました。
1Fと2Fに部屋があるのですが、海側にあるこちらの2Fに私たちの部屋がありました。
お宿の全体像はこのようになっています。向うの海側にある2階建ての2階部分に私たちは泊まりました。飯田さんという網元さんらしいです。築100年の建物を改築したお宿にしたそうです。
玄関から入るとこんな感じ。ずいぶん頑張って造作してあります。まあ民宿と名乗っていらっしゃいますが基本料金が12500円とお高めですし、料理民宿なので、追加料理をお願いして結構お高くなります。
誰も出てこないので上がりました。玄関側を見た写真です。
このお宿は「ざる雲丹」が名物ということで「ざる雲丹」をプラスしてお願いしました。ざる雲丹は1折1500円ですからお安いです。2名ですので3000円追加料金を払って泊まりましたので2名で28000円(税込み)となりました。
ニッカの工場がある余市が近いせいかハイボールはニッカですね。
自家製ぬかほっけは2本入り500円です。美味そうだと思って夕食のときに尋ねたら「今日は売り切れました」とのことです。買う場合は到着してすぐに買ったほうが良さそうです。道東では「ぬか秋刀魚」が名物で美味しいですけど、「ぬかほっけ」も次回食べてみたいです。
このような古いものがいろいろ置いてあります。説明のスタッフさんが出てこられ「お風呂は外に1つ、中に2つあります。外の温泉に行かれますか?どうしますか?」と聞かれました。
私:「なんか答えにくいです。事情がわからないもので。外の温泉って近いのですか?」
スタッフさん「車で10分ほどかかります。ここのお風呂は3つとも貸し切り風呂として利用してもらいます」
私:「いやあ、歩いていくような場所じゃないならここでお風呂に入ります。その3つのお風呂ってどう違うのですか?」
スタッフさん「外は五右衛門ぶろとヒノキぶろです」
私:「とりあえずそれを見れますか?」ということで外のお風呂を見ることにしました。
玄関から外に出ます。
玄関前にある別棟のお風呂
玄関前に小さな建物がありました。ここがお風呂だそうです。
中に入るとこんな感じです。
ドアを開けると脱衣場がありました。
洗面台です。
五右衛門ぶろと檜風呂の部屋が別々にあるのではなくて「小さな五右衛門風呂」と「小さな檜風呂」があるお部屋でした。なかなか良い感じなのでここに決めました。五右衛門風呂と言っても昔のように下から火で沸かすのではなく、お湯を上から入れて入るタイプなので「五右衛門風呂風です」とスタッフさん。
館内のお風呂とトイレ
再び館内にもどり部屋へ案内してもらいました。廊下には網元飯田の古文書などが壁に飾ってあります。
昔はニシン漁でにぎわったようですね。
廊下の左手にお風呂がありましたのでちょっと拝見しました。
その隣には洗面所です。部屋には洗面所とトイレはありません。1階にこのように洗面所があります。トイレは2階にもあります。
洗面所&トイレを挟んでもうひとつのお風呂がありました。お風呂は館内は2つとも同じような普通のものです。別棟にある玄関前の五右衛門風呂と檜風呂がいいかな。
お風呂の前の廊下には水とキャンディが用意してありました。
お部屋
廊下の突き当たりも昔の道具をいろいろ置いてあります。正面のミシンは三菱ですよ。ブラザーとかシンガーだけじゃなくて三菱もミシンを作っていたんですね。
廊下の行き止まりから玄関側を見た写真です。左手の階段を2階に上がります。
2階に到着です。
左手は海側なのですが8帖のお部屋が3つあります。私たちは突き当たりの左手の部屋です。
つきあたりはトイレがありました。
部屋は2ベッドルームをお願いしていました。ベッドルームが6帖、畳の部屋が8帖です。エアコンはなくて扇風機なので夏場は暑い日があるでしょうね。
ベッド側から畳の部屋を見た写真です。左奥に暖房機、右手にテレビがあります。座卓は下部に足を伸ばすスペースはありません。
広い部屋でゆったりできました。
卓上に置いてある案内を見るとこんなものが!楽しそうです。やってみたいですね。
車で10分の温泉というのはこの温泉のことでしょうか。ひょっとしたら同じ経営なのかな。なんか説明がないのでわかりませんが。
お宿の説明です。朝もお風呂に入れますが館内のお風呂だけです。予約しなくても良くて空いてたら入れるということです。
飲み物の案内です。食事前にゆっくり見れるので良いですね。
フェイスタオルを持ち帰りダメというのは珍しいですがお風呂に行くときに見たら品質の良いタオルでしたのでさもありなんかなと思いました。
積丹町の見どころマップが置いてありました。
余別の浜辺
食事は18時からということだったので散歩に出ました。余別という小さな漁師町です。
パット見える範囲しか家がないので数十軒しかないのではないかという感じです。通り沿いには民宿や料理屋が数軒。
いずれも生うに丼やいくら丼など海鮮ものを押しているようですね。
こちらも生うに丼や海鮮丼ののぼり。
浜寿しさんはあのチェーン店ではないですわ。
余別橋から浜辺へ出てみました。
美しい川が積丹の海に流れ出ていきます。秋にはシャケが戻ってくるのでしょうね。
小さな子供を連れた子連れの親子が4人くらいで遊んでました。
海は本当に美しいです。風が強いのでこのように波立っていますが波打ち際にゴミがありません。
積丹ブルーの青い海。
子供たちも去り辺りは静かになり波の音だけしているのでボーっとしていたら危うく寝落ちしそうになりました。
見上げると家は見える範囲にあるくらいしかありません。
余別の浜を動画にしてみました。
☞いい田の夕食と朝食:圧巻「ざる雲丹」の夕食│北海道積丹の「なごみの宿いい田」
☆なごみの宿いい田
〒046-0322 北海道積丹郡積丹町余別町28
≫GoogleMapで開く
TEL:0135-46-5001
営業時間:10:00~20:00
≫公式ホームページ なごみの宿いい田
≫筆者:おのちん
≫宿泊日:2019.06.02