2016年5月20日土曜日、夕方の便で福岡空港から仙台空港直行便に乗り込みました。
東北の湾岸の復興の様子をこの目で見たいと思ったのと東北にお金を少しだけ落とすのが目的です。
仙台空港にやや遅れて21時に到着しました。
トヨタレンタカーは20時までの営業ですが飛行機の到着時間に合わせて待ってくれるそうです。
美しい仙台空港。ここが海水に浸かったんだもんなあ・・
宮城県の塩竈市のホテルに到着。
仙台空港から高速道路をバンバン走ってきたので飛行機到着から1時間もかからず到着しました。
宮城県、岩手県沿岸を走るのにできるだけ近いところに泊まってみようかと思ったのです。
塩竈市は人口5万人余りです。仙台市という県庁所在地を外れた、これくらいの街って静かで大好きです♪
夜の10時。本塩釜駅の裏手です。とりあえず街をぶらぶらして食事処を探します。
飲食店が極端に少なくスナックやラウンジがとても多い不思議な街です。
「ねこパンチ」に寄りたいのだがヨメと一緒なので・・
本塩釜駅までやってきました。
人っ気がないです。
駅構内に入ってみました。
塩釜って牡蠣とかの産地なのは知ってたけど「本マグロ」の漁港でもあるんですね。
有名な塩竈神社が近くにあります。
塩竈神社は全国に子分の神社があるそうです。
この昭和の雰囲気はたまらんなあ。
丸長寿司さんが良い感じと思って入店です。
パノラマ撮影したら切れてしまった💦
本塩釜駅の裏手にある丸長寿司のカウンターの真ん中に座りました。
夜も10時過ぎです。店内には誰もいないです。
サッポロ生ビールを頂きながら、つきだしの魚を頂きます。
蛍烏賊の沖漬けがオススメですよと若大将がおっしゃいました。
わたしゃ蛍烏賊は食傷気味だから気にせずコレを注文。
ヤリイカの沖漬け。この生っぽい感じ、最高ですわ♪
冷酒を見ると宮城県の酒がずらり♪ そうか塩竈市は浦霞の街だった!!
ちゅうことで浦霞を飲みながら槍烏賊の沖漬けをつまむ私!
塩竈駅で見たように塩竈は本マグロの街なんですねぇ。
「塩竈まぐろづくし」なんてメニューがありましたよ。
「塩竈まぐろづくし」もちろん頂きましたわ。
向こうから本鮪。カジキ鮪やメバチ鮪です。
地元のアテも充実していました。
大将と話してたら震災の時は170センチの高さまで使ったとのこと。
いろんな国の手助けがあった話を教えてくれました。ありがたいですねm(_ _)m
台湾からの援助も有り難かった、うちでも7万円頂いたよとのこと。
デカイ「がぜうに」
かぜうにとは普通、馬糞雲丹のことと思うのだけど、ここらでは、ムラサキウニのコトらしい。
大将が「まずは何もつけないで食べてくれ」って。言われたとおり食べてみると「ああっ、海の香りがする。美味いっ。」
殻付きで出てくる生うにって珍しいです。ホントの生うにですね。
たまらず完食。
表面の焼き具合を見たら鳥ももかと思いましたわ。
これ高級魚の吉次・・つまりキンキ。昨今はのどぐろが多くてなかなかキンキを食べれないのですが宮城県ではキンキありますよね。
やっぱ、キンキは脂のノリがハンパない!
「最近、ノドグロが幅を効かせてますよね」って話を振ったら、「あれは日本海だからね」とのたまう大将。
キンキは太平洋側なんでしょうね。なんか誇りを感じます。コシヒカリが幅を利かしても仙台ではササニシキを長らく作っていたのと同じように。
デカイキンキの美味いとこだけをブリっと出してくれました。1700円です。
スッゴい美味かった。良い話も聞けた。ありがとうm(_ _)m
☞気仙沼の道の駅で穴子丼|魂の穴子丼|気仙沼市の海の市カネト水産にて
☆丸長寿司
〒985-0021 宮城県塩竈市尾島町11−16
≫GoogleMapで開く
TEL:022-362-3637
営業時間:お昼11:00~14:00、夜16:00~24:00「日祝は11:00~22:00」
定休日:火曜日
≫公式ホームページ 塩釜寿司業組合(丸長寿司)
≫筆者:おのちん
≫来店日:2016年05月20日金曜日