あわびのフルコース
お食事処は窓際でした。
今回2名で宿泊しました。そして一番お高い「あわびのフルコース」をお願いしました。2名で税込み34,600円です。
お食事処は、まだ新しい感じです。外を流れる見市川を広い窓から眺めて食べれるので気持ちよいですよ。
夕食は18時からと決まっていて部屋に連絡が来ます。18時をやや過ぎて電話がなりました。
おおっ!新鮮なアワビが2つも刺身にしてあるじゃありませんか。胸が高鳴りますねぇ。ちなみに八雲町(旧熊石)で養殖しているアワビだそうです。
ちょっとすごいですわ。口に入れると固すぎずコリコリしてとても食べやすいっ、これこれ、こういうのを食べたかったんです。
ちなみに北海道は蝦夷あわびと言ってサイズが小さいです。しかし北海道の昆布を餌にしているせいか本当に美味いんです。
生ビールを飲みながら夢中でアワビの刺身を食べる私。
肝は普段食べないのですが連れが「全然苦みないよ」というので黒いやつを口に入れてみました。「ほんとだ!」苦みとかなくうま味しかありませんわ。
そして、見ちゃいられない「あわびの踊り焼き」。食べるくせに可哀そうになっちゃいます。
ほらあ、大暴れするじゃないの。さっ違うので飲もっと。
鮑の踊り焼きじゃ
こちらは鮑を鍋に入れてあります。
そして最後は鮑の釜めしです。鮑の踊り焼きも釜めしも鍋も女将が一度に火をつけていっちゃいました。鍋はあとから自分でつけたかったなあ。
それと鮑以外はイカ刺しがありました。
生ビール飲みながらたくさんの蝦夷あわびを頂く。しあわせです。外の景色もいいし。
アスパラとズワイガニと行者にんにくの天ぷらがやってきました。前日で函館の大門横丁で冷えたアスパラ茹でを食べたのを思い出してニヤニヤしてしまいました。
女将が「シェフからのサービスでえす」と持って来てくれたのが八雲豚焼きです。それに行者にんにくの醤油漬けを添えてあります。
行者ニンニクをくるりと巻いて食べてくださいとの御指南通り頂きましたが、かなり美味いわコレ。
お酒のメニューは少なくて潔し。
鬼ごろしの冷酒500円なりを頂きましたが、これが結構いけるのよ、おかわりしてしまいました。
そうこうしているうちにアワビのステーキがやってきました。これねぇ、美味いのなんのよ。なんでこんなに柔らかくて美味いのだろ。
アワビに焦げ目がついた側もたまらんですし
反対側も美味そうです。このアワビを一気に口の中に放り込みました。ほんと美味すぎました。
そして肝もバター焼きになっています。素晴らしお味でしたあ。
んで鍋はやっぱりというか火が消えて時間が経過していたので、女将にお願いしてもう一つ燃料を追加してさらに過熱しました。
鍋にした蝦夷アワビも絶品です。蝦夷あわびって、どういう料理でもすごく美味いですねぇ。
ほかほかの蝦夷アワビの釜めし。
そして最後の釜めしは当然完成しています。
おこげも入って本当に美味い蝦夷アワビ釜めしでした。
ちなみに他にはレモンサワーやこんなメニューがあります。
見市温泉旅館の朝食
さて翌朝、曇りや雨の予報なのに晴れ間がのぞいています。なにやら天気予報が全然あたらないこの地方です。
さて、翌日の朝食です。ほどよい感じですが前日に食べたあわびのフルコースが胃に残っている感じでお腹が空いていません。
まずは卵焼き。シンプルに美味い。
イカの生じゃないですか、醤油漬けみたいな感じで面白いお味です。
ホッケの切り身です。このホッケですが分厚いんですよ。
九州で食べるホッケって薄っすいのばかりだから、驚きの厚みと感じます。もちろん美味いです。
茄子の煮浸し。
昆布の味噌汁でした。
☆見市温泉旅館
〒043-0401 北海道二海郡八雲町熊石大谷町13
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TEL:0139822002
≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.05.10-11