道路から川沿いまで結構くだったとこに一軒宿が見えます。
道南2日目の宿は八雲町の山中にある一軒宿です。見市温泉旅館という温泉宿に泊まりました。本日は月曜日、私たちの他には若いカップルが1組、長期滞在の男性2名でした。湯治で一泊三食5000円あまりのプランもあるようです。
見た目は田舎のひっそりとした宿です。
左手奥に温泉棟がありました。
入口から入ると、奥様があかちゃんを抱えて登場です。家族経営の雰囲気がプンプンします・笑 ちなみに日帰り入浴も多く500円で入れます。
入口には大きなスズメバチの巣。
こちらにも!スズメバチが多いのでしょうか。
北海道名物の熊の木彫りはスイスから取り入れて日本で最初に作ったのが八雲町だそうです。
宿の前の道路にはバス停があり、八雲方面と江差方面に行けるようですが見市温泉前はどちら方面も1日2本しかないですね。
本日はあわびのフルコースの料理をお願いしたのですが、それに使われると思われるアワビが生け簀に入っています。たのしみっ。
部屋に通されました。2階の和室です。変則的な9帖のお部屋でした。布団は自分で敷くようです。
テレビはあります。ですが部屋にはテーブルもなくお茶もありません。
2組のせんべい布団ですが毛布とか温かかったです。夜は暖房もつけなかったので顔はつめたく体が温かい・笑 たぶん0℃近くになっていたのではないかと思います。5月なのに。
外を見ると見市川の清らかな流れを見ることができます。
五月ですから新緑が芽生えて心地よい景色です。
透明度の高い見市川。
2階の廊下です。左手の階段を上がってきます。
反対側の廊下です。奥の左手にトイレと洗面所がありました。
あっ、その前に階段から上がったその横にお湯や湯呑が置いてありこれを使ってくれということでした。
奥に外に向かって二脚の椅子があったので風呂上りにゆったり外を眺めて読書しました。この本ですが帯広在住のライターさんが「いつか行ってみたかった北海道の端っこ」という特集を書いているのですが「私とまったく同じやんか」と思っておかしくなりました。
私は北海道旅行は年に4~5回くるのですが、いまだ行っていないのがこの本のB地区、つまり宗谷岬から枝幸を経由して走るルートとまさに福島、江差、八雲あたりだったのです。んで今回、この江差、八雲あたりを遊んで、9月に宗谷から東のルートを予約しています。
こんな感じで外を見ながらゆったりできます。
さて廊下の奥の左手を見ると洗濯機がドンと置いてあります。湯治の方用ですね。
洗面所です。
トイレです。便器は様式ですが東南アジア式ウォシュレットになっています。わかる人はわかると思いますがホースになっていて自分でお尻にホースをもってきて洗うタイプです。
なんでも200年くらい前に熊が湯あみをしているのを見て創業者が温泉を開業したそうです。今のご主人で6代目とか言われていました。歴史ある温泉ですね。
☆見市温泉旅館
〒043-0401 北海道二海郡八雲町熊石大谷町13
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TEL:0139822002
≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.05.10-11