こんにちは、はてはてマンボウです。今回は琵琶湖を回遊しているマンボウ。だけど、滋賀県の観光名所ってなかなか思いつかないのよねえ。
梓「そんなマンボウちゃんには、長浜の町がおススメだよ」
マ「あ、連理梓さん。はて、長浜。いったいどんなところなのかしら」
長浜へのアクセスと概要
梓「長浜は、JRの北陸本線の駅。近くの米原駅までは、新幹線を使えば、新大阪からなら36分、名古屋駅なら25分で到着するよ。米原から長浜までは、JRで10分だ」
マ「新幹線を使えばあっというまですねえ」
梓「在来線だけでも、新大阪・名古屋から、ともに1時間40分ぐらいで到着するよ」
長浜駅╿長浜鉄道スクエア
梓「長浜駅の旧駅舎は、歴史的な文化財として保存されているんだ。機関車を展示するスペースなどとあわせて、長浜鉄道スクエアとして運営されているよ」
梓「長浜は、かつて豊臣秀吉が治めた町なんだ。城下町としてきれいに区画整備されているし、見どころはほとんど徒歩圏内に収まっているから、とても散策しやすいよ」
マ「はて、駅前には銅像が」
梓「これは、豊臣秀吉と石田三成が出会ったときの様子を表した銅像だ」
マ「はて、この茶碗を持っている子どもが三成ですか」
梓「茶を所望した秀吉へ、はじめは大きなお椀でぬるめのお茶をたっぷり、次は少し小さめのお椀にやや熱めのお茶を、最後は小さなお椀に熱々のお茶を少しだけ入れて持ってきた、という『三献茶』(さんけんちゃ)のエピソードが有名だ」
長浜城
マ「琵琶湖のほとりには長浜城がたたずんでいます。ここを中心に、秀吉は長浜を治めたんですねえ。
ノスタルジックな日本が広がる『黒壁スクエア』
梓「それじゃあ、長浜の町を散策してみようか」
マ「はて、いたるところに『北国街道』の文字が」
梓「ほっこくかいどう、だね。かつての北陸道だ」
梓「長浜や、少し南の米原は岐阜、長野、山梨を通って江戸へといたる中山道との分岐点だったから、この辺りは交通の要衝だったんだよ」
マ「落ち着いた町並みが広がっていますねえ」
マ「うわあ、昔ながらの町家が広がってますよ」
梓「この辺りは黒壁スクエアと呼ばれている。長浜の旧市街を生かした観光スポットだ。北国街道と大手門通りを中心としたエリアだね。情緒溢れる町並みをいかした美術館やギャラリー、カフェが並んでいるよ」
マ「不思議な名前の大学のキャンパスに」
マ「おしゃれなカフェ」
マ「ガラス館のギャラリーまで!」
海洋堂フィギュアミュージアム黒壁
梓「黒壁スクエアには、海洋堂が運営するフィギュアのミュージアムもあるんだよ」
アーケード街に……食事三昧!
マ「はて。黒壁を横に曲がると、特徴的な入口のアーケード街が」
マ「むむむ、なにやら見覚えのあるものが」
梓「ここには、海洋堂のミュージアムの別館があるんだ」
マ「ガチャガチャのカプセルに特化したミュージアムなんですねえ」
マ「はて。曳山まつり。それに曳山博物館とは」
マ「そういえば、長浜駅にも、こんなものが」
梓「2016年に、『山・鉾・屋台行事』はユネスコ無形文化遺産に登録されたんだ。ここには、長浜の曳山(ひきやま)を記念した博物館があるんだよ」
食事の壺
梓「黒壁スクエアやアーケードなど、長浜にはおいしいグルメがいっぱいだ。散策とあわせて、食事もたっぷり楽しもう」
マ「こんなに満足できる町だなんて、マンボウ、知りませんでした。一日じゃ回り切れないかも」
梓「そんなマンボウちゃんには、温泉でのんびり一泊するのをおススメするよ」
マ「なんと! 温泉まであるんですか。食べる、泊まる、遊ぶと、三拍子そろった素敵な町ですね、はってはて♪」
基本情報のまとめ
黒壁スクエア
≫筆者:連理梓