【北海道】真牡蠣食べ放題、まず2名で80個蒸し焼きです。│寿都町のカネサ漁業 

歌棄の神社

寿都町の弁慶岬を出発して積丹半島へ向かいます。寿都の町を過ぎると風力発電のでかい風車が良く見える場所に差し掛かりました。

海に面していて眺めも良いです。

そこには小さな神社と祠がありました。この地は歌棄という地名のようです。

神社の横には北海道知事の歌碑がありました。

こんな位置関係です。

 

動画も撮影してみました。寿都の町の面する海は紺碧の青がすごいです。湾になっているので牡蠣やホタテの養殖が盛んな土地柄のようです。

道路にはニセコバスの停留所がありました。その名も鰊御殿です。

鰊御殿は現在、改修工事をしていました。

美谷漁港の前で真牡蠣の蒸し焼き食べ放題

積丹町の勝栄寿司で寿司でも食べようと思っていたのですがどうも時間が遅くなりそうと思っていたところに牡蠣の食べ放題の店が数件あるのを発見しました。

車を置いた店は牡蠣は売っていたものの「本日と明日、臨時休業とのこと。そこで少し寿都の町の方に歩いていくと牡蠣を売っている店を発見しました。

港の前、つまり店の前に直売・発送の文字があります。

カネサ漁業さんに入店してみました。

牡蠣とホタテの2本柱で営業されているようです。その他海産物も少々ありました。牡蠣は毎日水揚げしているそうです。ホタテは水揚げしてから3日くらい経っているらしい。

牡蠣とホタテって料金は同じなんですね。

このお店では牡蠣の選別と洗浄は機械がやっているそうです。手でやるとどうしても綺麗にならないそうです。大きさの選別が機械だとは驚きました。機械は文句言わずにやってくれるから良いですよね。

カキ小屋セットなるものは2500円で売っていました。

お値段はこんな感じです。Googleマップにはとても新鮮だった、良かったなどの評価が並んでいます。

特大から小まで4つの大きさに分けられていました。

特大の牡蠣は岩ガキみたいにでかいデス。1個150円ですね。

じゃこなども売られています。

年取ってくると「食べ放題」なるものは遠慮しているのですけど、この時はどうした気の迷いか牡蠣の食べ放題をお願いしてしまいました。

店の左となりに2つのテーブルがありました。九州の牡蠣小屋は七輪で炭火焼きが基本ですが寿都では蒸し焼きだそうです。また北海道でも地域で牡蠣の味はだいぶ違うということでした。このステンレスのふたを開けて牡蠣を豪快に放り込みます。

後で聞いたら1人で40個、2人だったので80個入れたそうです。お値段は1人3500円で2人ですから7000円ですから結構なお値段になります。九州の場合は牡蠣だけでなく、ヒオウギ貝とかいろんな食材が用意されていますが、この店は牡蠣のみ。あっホタテもあったからホタテも食べれるかもしれません。

「ふたをして10分で蒸しあがるので、どんどん食べてください。食べ終わったら追加しますから」。うーん、そう言われても若くないしバカみたいに食べないもんなあ。それどころか全部食べ切れるだろうか。寿都町では真牡蠣の旬は5月6月の今の季節だそうです。京都舞鶴あたりでは今の季節が岩牡蠣祭りがあって夏の牡蠣になるのですが寒い北海道は全然状況が違います。冬の雪解け水で育って今が一番の食べごろだそうです。

蒸しあがるまで10分。手持無沙汰です。目の前の美谷漁港でも眺めて時間を過ごします。

さて、10分経過です。お姉さんと若者がやってきて、九州からやってきたという2人がどんな反応を示すか興味津々で見ています・笑

まずは殻の剥き方をご教授くださいました。平な方が上だそうです。

昨年7月に厚岸で食べた牡蠣はこうだったなどと話ししているので、私が何と言うかかたずをのんで見ています。食べにくいわ・笑。

なんにもつけていないのに海水の味でしょうか、塩味が効いて美味しいデス。その感想を聞いてほっとして売店の方に行ってしまいました。美味しいのは美味しいのですが塩味が効いた牡蠣は5個も食べると飲み物が欲しくなってしまいました。売店の方に行き、飲み物はないの?と聞きましたがないとのこと。水は?と聞いたけど反応が芳しくありません。

しばらくして小さな「お~いお茶」をもってきてくれました。要は飲食店の免許はないので、場所を貸してお客様が買った牡蠣やホタテを自分で焼いているというスタイルなのでこうなっているみたいです。自動販売機は近くにないので飲み物は持参を強くお勧めします。水分がないのと同じものばかりそうは食べたくないので私はすぐにギブアップしました。ヨメさんは「7000円もするのに」と言って無理して全部平らげてしまいました。「もう牡蠣はしばらく食べたくない」が最後のお言葉でした。しかしこの夜の宿の食事に牡蠣が出たのです。

牡蠣食べ放題は説明はありませんでしたが45分の時間制限があるようで、途中で「どうですか?追加しますか?」と聞きに来てくれました。いやいやこれも食べ切れないかもと返事しましたが80個の牡蠣の残骸はこのとおりです。

 

最後に聞いたら牡蠣の食べ放題をやろうと思って今日から始めたとこで私たちが第一号だったそうです。どうりでオペレーションがねぇ。試験台にされたのは面白くはないですけど人の好さそうなスタッフさんが一生懸命やっていました。こんごどうやるかいろいろ考えてくださいな。食べてから思うには、牡蠣の特大を10個×2名分、3000円とかで十分でした。それにホタテを1~2個足すような食べ方がいいかな。北海道の旬の真牡蠣や食べ方など勉強になりました。目の前の海で採れた牡蠣やホタテを食べるのはなかなか美味しいですね。

目の前の美谷漁港です。この日は寿都の町で催事があったようで私が車を止めた店も臨時休業だったのはそこに牡蠣小屋を出店したから休んだようです。カネサ漁業さんもそれに出店しているそうですが、こちらはこちらでやっていたようです。2テーブルしかないのでゆったりできます。

漁港の中に行ってみました。

牡蠣の養殖用の網でしょうか。

≫神威岬へ向けて走ります:美しき盃海水浴場と弁天島と盃温泉│北海道泊村

 

☆(有)カネサ漁業
〒048-0415 北海道寿都郡寿都町歌棄町美谷237−11
GoogleMapで開く
TEL:0136-64-5377
定休日:火曜日

≫筆者:おのちん
≫訪問日:2019.06.02

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