小樽でにしん御殿貴賓館と旧青山別邸
ここが北限と言われている樹齢100年以上の赤松が迎えてくれます、にしん御殿小樽貴賓館。にしん御殿とは、教科書では見たことはあるのですが実際に見るのは初めてです。正面の高い建物が貴賓館で右側にあるのが青山別邸です。
牡丹・芍薬・桜・梅・つつじ・紫陽花などが庭園に植えてあり、美しく咲いていました。外観からは中は伺えませんが、黒檀をふんだんにつかい白檀、紫檀・、ひのきの1本ものの四間サイズなどを贅沢に使っておてスゴイ建物です。
青森の太宰治の斜陽館のやや小ぶりな感じの建物です。当時の贅を尽くして作られた雰囲気がただよっています。内部は撮影禁止だったので写真撮れませんでした。
貴賓館でランチです。日本画家に書いてもらった天井絵が豪華です!
札幌市の鮨屋で晩飯
夜は札幌市の寿司屋で晩飯です。「殻付タラバのふんどし」っていうメニューが妙に気になりオーダーしました!
ごらんのように3杯分の「ふんどし」が出てきました。これで890円。カニの甲羅の裏側に厚手の身がしっかりついています。それが「ふんどし」です。
塩とレモンがついてますね。この蟹の身は一枚になってぺらっと殻から外せます。手前右側の殻の写真でいうと右下の赤っぽいところに指を入れると、ぺらっと身を外せます!厚みは1センチはない程度ですが結構な厚みです。タラバって足しか食べたことなかったのですがこんな食べ方あったのですね!!知らなかったです。
身をはがした残りのタラバの殻です。九州で食べれないタラバガニの生の足焼き食べたいな。
ぼたん海老の握りです。2尾づつシャリの上に乗っかってます。しゃりが見えませんね。2周年記念ということで、一番高い630円皿が、今月は半額ということでした。バンザ~イ♪ぼたん海老・大トロ・ウニ・たらば・あわびが2貫で315円なので~す。
「時鮭」ときしらずと読みます。
時鮭(ときしらず)と鮭児(けいじ)は、ロシアのアムール川あたりから下りて来てまだ 成長途上の状態で獲れる鮭のことです。 まだ、若い鮭なのでウロコの色もとても綺麗です 。しかも若い分、栄養素が体に凝縮されているので油のりも身の締まりも抜群です。ということで、「時しらず焼 おろし醤油添730円」なりをオーダーしました。
おろし醤油焼きORバター焼 どちらかを選べます。北海道ならではのメニューですねぇぇ。身が締まってガツンと食べれます。
鰊のにぎりです。九州でニシンといえばあまり見かけない上に食べてもあまり美味くないことが多いです。九州で食べるホッケと同じ状態で、なんだか脂が抜けた状態のものがほとんど。でもさすが本場北海道です。ニシンの握りも脂が抜群に乗っていました。まいう~~~♪
海水ウニの軍艦です。日本のウニの水揚げは約50%が北海道だそうです。博多では普通、板ウニですよね。そこはさすが札幌市の寿司屋「海水ウニ」のメニューを揃えているところが多いです。
ちなみに海水ウニとは「板うにとは違ってウニの身を海水と同じくらいの濃度の塩水に泳がせている」ものです。ウニ本来のとったばかりの状態でお客様に食させようという魂胆です。
〆は「花咲カニの鉄砲汁」480円です。蟹のダシが良くでてて濃い~のなんの。ごちそうさまでした。
根室産のしか肉ですか!寿司屋に「しか肉」のメニューがある店が多いようです。熊本の寿司屋で「馬刺し」がどの店にもあるのと同じ感覚かも。
☆町のすし屋 花まる
〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西2丁目2−4 レコルト札幌 2階
≫GoogleMapで開く
TEL:0115200870
営業時間:11:00~15:00 17:00~21:00
≫花まる 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫来店日:2011.06.23