こんにちは、はてはてマンボウです。なんでも、広島県の宮島には紅葉を楽しめるスポットがあると、瀬戸内海を回遊してきました。しかしマンボウ、朝一番から来るようにと言われて、この日は早起きしたんですよ。眠いわねえ、はてはて。
大鳥居に鹿を見ると、宮島に来たって感じがするわねえ。
梓「この厳島神社の奥へ進むと、紅葉とロープウェーがあるんだ。その先にあるのは宮島の最高峰、弥山(みせん)だ」
マ「あ、連理梓さん。早起きした価値のある旅を楽しみにしてますよ、はってはて♪」」
宮島で紅葉を楽しみたいなら、やっぱり「紅葉谷公園」!
マ「あ、見てください! 厳島神社の近くでも色づいてますようが。朱色の建物と相まって、紅葉が気持ちいいです」
マ「厳島神社の出口から5分ほど歩いてみると……うわあ、紅葉の道の始まりですね!」
梓「その名も『もみじ橋』が、紅葉谷公園の入口だ」
マ「うわあ、見事な赤色のじゅうたんです!」
梓「紅葉谷公園のバス乗り場から、弥山(みせん)へ向かうロープウェーの紅葉谷駅までは無料送迎バスも出ているけれど、途中の紅葉を楽しみたいなら、やっぱり徒歩がいいよね」
梓「紅葉谷駅までは、歩いて15分ぐらいだから、緩やかなハイキング気分で紅葉を楽しめるよ」
いざ、ロープウェーで弥山の地へ!
梓「ロープウェーでは紅葉谷駅から、榧谷(かやたに)駅で乗り換えて、獅子岩駅(ししいわ)へと向かうんだ。これが、昼の11時ぐらいになると、紅葉の時期は平日でも何十メートルも伸びた列に並ぶこともありえる」
マ「だから、早朝からやってきたんですねえ」
マ「山々の間を縫って進むんですねえ」
梓「手つかずの弥山の原始林は『厳島神社』の一部として世界遺産に登録されているんだ」
マ「はてはて! それではいま、私は世界遺産の上を通過しているということなんですねえ」
マ「ロープウェーから、瀬戸内海の海を一望できますねえ。晴れていたら、もっと遠くまで見えるかも。日の入りに来れば、気持ちがいいかもしれないわねえ」
梓「ただし、ロープウェーの最終便を逃してしまうと、暗闇の山道を徒歩で下山しなければならないらしいから気をつけて」
マ「はてはて!」
梓「さあ、標高約430mの終点、獅子岩駅へ着いた」
そういえば、弥山っていったいどんなところ?
マ「ここが獅子岩展望台ですか。いきなりの大パノラマですねえ。穏やかな海が広がっています」
梓「伊藤博文も『日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり』と絶賛したそうだ」
マ「ところで、弥山(みせん)ていったい、どんな山なんですか」
梓「弥山は標高535m、宮島の最高峰だ。弘法大師・空海が開山したのち、真言密教の修験道場となったと伝えられている」
マ「空海も、この風景を見ていたのかもしれませんねえ」
心臓破りの坂の連続……
梓「ここからは山道を歩いて、写真の左上側の山頂を目指すんだ」
マ「さ、坂道と階段の連続で、そうとうハードな道のりですよ、は、はてはて……」
マ「あ、でも道中はすごくいい景色」
マ「ここまで、20分ですか……とても長く感じられました、まぼ」
梓「さて、山の中腹に立つのは、空海が修行したと伝わる弥山本堂だ。本尊の虚空蔵(こくぞう)菩薩のほか、毘沙門天や不動明王も祀られている」
梓「すぐ近くの霊火堂には、弘法大師が護摩行に使った火が、いまも消えずに残っていると言われている」
マ「1,200年以上燃え続けている炎がいまも見られるなんて、なんだか不思議ねえ」
梓「この先は、15分ほど進むと奇岩を数々くぐりぬけて、弥山山頂へと辿り着く……のだが」
マ「はて、どうしたんですか」
梓「この日は、このあと雨が降ってきちゃって、これ以上の登山は断念したんだ。足元も滑りやすくて、危ないしね」
マ「まぼ、残念です」
梓「山頂の風景はホームページでチェックするか、実際に自分の足で確かめてみて」
基本情報のまとめ
紅葉谷公園
〒739-0541 広島県廿日市市宮島町紅葉谷
宮島ロープウェー ※営業時間は要チェック
〒739-0588 広島県廿日市市宮島町
≫筆者:連理梓
≫来訪日:2016.11.21
↑↑「宮島についてもっと知りたい!」という方はこちらもチェックしてくれ~まあんぼう~