みくりが池
ホテル立山で白海老から揚げ丼を堪能したあとは本日のお宿「雷鳥荘」に向けて歩きました。みなさんホテル立山横の室堂平で思い思いに記念写真を撮っています。
立山連峰を一望ですね。右端の雄山から富士ノ折立方向への縦走も簡単そうなのでやってみたいです。
ただこんな景色ですけど冬山は怖いですよ。昔ホワイトアウトしてこのあたり、つまりホテル立山から50メートルほどの場所で大量遭難が発生してお亡くなりになった事件も発生しています。
9月末ですが皆さん冬の装いです。だって紅葉って気温が8℃以下になってきたときに始まるのですから当然ですよね。
食事したホテル立山を後にして「みくりが池」方面へ歩きます。
室堂平は歩きやすく雄大な立山連峰を見ながら散策できます。
歩道も整備されていて室堂平は気軽に歩けます。
室堂平の案内地図があります。いくつかコースがあり雷鳥が良く見れる場所もあります。
みくりが池にやってきました。左手向うには「みくりが池温泉」も見えます。
みくりが池を超えていくとその先に雷鳥荘があります。
曇っているので湖面もこんな色ですが、快晴のみくりが池を見てみたいものです。
生憎の曇り空です。みくりが池の向うには雄大な立山連峰が広がります。
ハイマツなどがびっしりなので紅葉はない場所です。
火山のあとだということが想像される場所です。
あちらには立山室堂山荘が見えますね。室堂やその周辺にはホテル立山だけでなくいろんな山荘があるので泊まり歩くのも楽しいかと思います。
空気が澄んでいて爽やかですし気持ち良いです。
ガレ場のような岩肌がむき出しの部分は雪がしっかり積もっている場所なのだろうと思います。
みくりが池温泉
みくりが池を過ぎると「みくりが池温泉」があります。
建物はキレイで山小屋とは思えないですよね。ここは日本一標高が高い場所にある温泉宿なんですよ。
日本秘湯を守る会の提灯が下がっていました。また日帰り入浴もOKなんです。
ロッカーなどもそろっていますので立山などに登った帰りに温泉に入るが良いと思います。
もちろん、ちょいと立ち寄りソフトクリームなんぞを頂くのも良し。
入場券やタオルは自動販売機で購入します。
また食堂も一般に開放されていて、このようなランチメニューを食べることができます。
うわっ、白海老コロッケ定食なんてものがあるわ。そして、生ビール白エビセットなるものがあるし~。
こちらはみくりが池温泉から見える地獄谷です。
地獄谷展望台経由で雷鳥荘へ
みくりが池温泉の裏手に進むと「火山ガス情報ステーション」があります。4月末の冬景色と全然違いますわ。
それを少し進むと「エンマ台」(地獄谷展望台)があります。奥大日岳の雄姿が見えます。
天然記念物「立山の山崎圏谷」。氷河の跡らしいです。
山崎カールという説明版に詳しくその成り立ちが書いてありました。
ここまで来たら2連泊するお宿「雷鳥荘」が近くに見えてきました。元気が出てきます。
地獄谷の噴煙がすごくて立ち入り禁止なのですが雷鳥荘までその硫黄臭い煙が流れていっています。
ああっ!左手にちょいっと見える山影は剣山じゃないの。
歩道の右下を見ると湿地帯が見えます。池塘がありますわ。
なかなかの草紅葉です。立山とのコントラストが美しいです。
これ、ぜったい地獄谷のガスの影響ですよね。
この池塘は「血の池」と命名されていました。火山跡が池になったもので酸化鉄が多く含まれているため赤い色をしています。昔、人々は立山地獄の一つとして「血の池地獄」と呼んだのがその由来だそうです。
なんとも言えない美しい立山の雄姿です。
室堂平あたりの人の多さがウソのように静かな中を歩きます。まあね、台風予報が来ているしね。
歩道を降りていけば、雷鳥荘がもうすぐそこです。
右手には立山の紅葉を見ながら進みます。
台風が来ているので風強し!吹き流しも横になっています。
≫この旅の次の記事:【富山】山小屋とは思えない雷鳥荘の温泉と食事│紅葉の立山2泊3日の旅 その3
☆みくりが池
〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺
≫GoogleMapで開く
≫富山観光ナビ みくりが池紹介サイト
≫筆者:おのちん
≫来店日:2019年09月22日