【 鹿児島 】 金作原原生林でジュラシックパークのようなヘゴ群生林を堪能 │ 2泊3日奄美大島の旅

 

4月11日は快晴でしたあ。観光ネットワーク奄美の車がホテルまで迎えに来てくれて30ほど先にある体育館駐車場で他のお客様とも待ち合わせでした。
本日の金作原原生林は7名のツアーです。私達は、午前中は金作原原生林を散策し、午後からマングローブ原生林をカヌーというフルタイムのツアーです。
金作原原生林は2019年2月から「奄美群島認定エコツアーガイド」の同行が義務付けられましたので単独での入林はできません。それもあってのツアー申込でした。
最後の道路は舗装していないので縦揺れ横揺れが激しかったです。

金作原原生林の入り口には駐車場らしきものはありません。適当にそこらに車をとめて下車しました。でかい葉っぱはクワズイモです。

ルリカケスを始め奄美の森には固有種がたくさんいます。

入場制限のルールを書いた看板。たしかに駐車場らしきものは無いので車は10台程度が限界でしょうね。

 

 

ここで入場前に観光ネットワーク奄美のスタッフさんが説明です。

 

入口には門があります。いよいよ入場という気持ちが高まりますね。

門をあけて入っていくと、すぐに野イチゴが沢山ありました。これは「琉球バライチゴ」という種類だそうです。食べれるそうですよ。

7名がガイドさんについていきます。ガイドさんは熟練した感じでいろんなことを話されています。

一番の見どころにやってきました。古代から自生しているというでかいヒカゲヘゴは10メートルも20メートルもある感じです。

 

 

ゴジラでも登場したらジュラシックパークの撮影ができますね。

落ちているものやそのあたりの木々をいろいろ説明してくれます。楽しいです。

こちらは柳イチゴと言っていたような。苺の形はしていませんが・・

 

 

美しい山清水がこんこんと流れています。
とその清水が水たまりをつくっていました。

 

 

水たまりには、シリケンイモリなるいもりがいました。赤いお腹がとても毒毒しいです。
このシリケンイモリには河豚と同じ毒があるとのことで手でしばらく持っていると痺れてくるそうです。
ガイドさんは湧き水でしっかり指や手を洗っていました。

シマサルスベリの木です。でかいです。

こちらもでっかいヒカゲヘゴです。旧石器時代に迷い込んだような気持ちになります。

人と比較するとその大きさはわかりやすいですね。

ショウベンノキ。

バクチノキ。ユニークな名前の木があります。

奄美の地層は3層あってこのあたりは真ん中の地層だそうです。そして鉄分を含んでいるから赤いのです。

 

こんな場所に初めてくるときは単独ではなくてガイドさんと来ると楽しさ倍増です。

シダ類もたくさんあります。

300種類もシダ類はいるそうでとても覚えられないですね。

これは奄美エビネだったかな・・

白鳥蘭です。80種類の蘭が自生しているそうです。

 

 

奄美のツバキの花はゴールデンウィークが開けると花が咲くそうです。本土のツバキは2月ですから種類が違うのかもしれませんね。

ずっとヒカゲなので苔も生えています。

これがツバキの実だそうです。やっぱり本土のツバキとは違うな。

ツバキ科のイジュ。

ヘゴは光を求めて上へ上へと伸びていきます。

 

このあたりが川の名前は忘れてましたが、奄美市の大川源流だそうです。イシカワガエルがいつもいるらしく探しましたが声は聞こえどわかりませんでした。

シマオオタニワタリが大きな木に宿っています。上から落ちてくるものを食べて生きるので宿った木には迷惑はかけないそうです。

この根っこの部分はカットして天ぷらにすると美味いそうです。金作原原生林ではそんなことはできないですけど、下界に降りてそのあたりに生えているもので食べると食べ応えありそうですね。

大川源流あたりからUターンして入口に戻ります。

道路は整備されていて歩きやすいです。

奄美大島はどこに行ってもそうですが原生林がそのまま残されているせいか蝶と鳥がとても多いです。ここではイシガケチョウを発見です。

黒い蘭ですか・・忘れました。

 

 

噛むと味が良い葉っぱを説明してくれます。

 

沖縄ウラジロガシ。

近くには倒木から明かりをもとめて上へ伸びる枝がありました。

これもその近くにあったでかい木です。

 

 

途中にはバナナやパパイヤなど栽培している畑がありました。

 

木々の間から見える原生林。ここにこなくても奄美自体が大きな原生林です。

途中で海の景色の良い場所にとめてくれました。大浜海水浴場の近くです。

奄美市役所の前にある観光ネットワーク奄美の事務所です。

午後からはマングローブ原生林をカヌーで行くツアーをお願いしているので食事を済ませてから集合です。

ちゅうか昨夜「郷土料理かずみ」で三味線を弾いて歌っていた隣の席のオヤジさんはここのスタッフさんでした。「きのうはどうも」と挨拶をすることになりましたわ。世の中狭いです。特に奄美では・笑

≫この旅の次の記事:【 鹿児島 】 大人気の手作りサンドウィッチカフェあまみ │ 2泊3日奄美大島の旅

 

☆金作原原生林
〒894-0773 鹿児島県奄美市名瀬大字朝戸
≫googleMapで開く
TEL:0997623889

金作原原生林 公式ホームページ

≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.04.11

関連記事

  1. 【 福岡市 】お安い学食で昼飯もたまには楽しいものです│福岡市九州大学大橋キャンパスの学食

  2. 【 佐賀県 】宝当桟橋からフェリーニューたかしまで高島へ │ 宝当神社がある唐津の高島日帰り旅 その2

  3. 【 北海道 】エゾシカのカルパッチョは臭み無し。弟子屈町の温泉ペンション、きらの宿すばる│1月の道東2泊3日の旅

  4. 【 福岡市 】蛸ねぎごま塩と牛ササノミ焼き | 博多区の五三食堂 その12

  5. 【福岡県】宮地嶽神社で快晴の光の道を見たっ│2020年 秋の「光の道」その2

  6. 【 仙台 】 日本海から富士山が肉眼で見えるANA福岡→仙台便 │ 仙台から鶴岡、酒田市へ 2泊3日の旅 その1

  7. 【 北海道 】 ヒルトンニセコビレッジの夕食と朝食、素晴らしい眺めです。

  8. 【 5月の北海道 】噴火湾パノラマパークで白い恋人のソフトクリーム │ 3泊4日函館の旅 その35

  9. 【 茨城県 】 おでんとボリューム満点のあんこう鍋を食う │ 水戸市の「となりのしまだ鱗」

  1. 【 青森 】津軽半島周遊 晩秋の青森の紅葉と八甲田の雪 3泊4日の…

    2022.01.04

  2. 【 島旅 神集島 】 佐賀県唐津市の神集島はフェリーで8分で到着し…

    2021.07.25

  3. 【 島旅 唐津市高島 】 宝当神社がある高島までフェリーで10分

    2021.07.06

  4. 【5月の北海道】3泊4日 函館を中心としたみどころいっぱいの道…

    2021.05.16

  5. 【 高級居酒屋 】 福岡市の田中田は一流の食材を美しく食べさせてく…

    2021.04.28

  6. 【 鹿児島奄美特集 】 さすが元沖縄です。奄美は人は少なく美しい海…

    2021.04.20

  7. 【特集:冬の十勝4日間】快晴と大雪、帯広、然別湖、旭岳、美瑛を…

    2021.03.18

  8. 【特集】 和食系、味、香り、彩り、器も最高 │ 赤坂あきちゃん

    2020.12.31

  9. 【 特集 : ニセコの温泉 】温泉付ペンションアダージョとヒルトン…

    2020.12.31

  10. 【特集:男池】大分、紅葉の宝泉寺温泉に泊まる1泊2日

    2020.12.31

  1. 【特集記事】JAL国内線ファーストクラス機内食  記事の一覧

    2019.02.12

  2. 【特集】紅葉の京都を1泊2日で楽しむ旅|清水寺、今宮神社、船岡温…

    2016.11.26

  3. 【特集記事】特色ある福岡市内の鮨屋からいきつけの4店舗をご紹介…

    2019.01.27

  4. 【特集:冬の道東】快晴!冬の摩周湖や丹頂鶴、釧路の回転ずしに驚…

    2016.01.15

  5. 【特集:9月の道央2泊3日】日本一早い紅葉を見に大雪山系旭岳へGO

    2015.09.05

  6. 【2月:オホーツク3泊4日】流氷船でサンセットクルーズ&オホー…

    2015.02.20

  7. 【特集:男池】大分、紅葉の宝泉寺温泉に泊まる1泊2日

    2020.12.31

  8. 【特集:7月の尾瀬と会津】新潟空港から行く尾瀬と会津、2泊3日の旅

    2015.07.24

  9. 【特集:稚内2泊】濃厚な宗谷のもずくや赤帆立など北の食材を堪能│…

    2015.10.31

  10. 【特集】鶴の湯|秋田県乳頭温泉

    2019.03.19

  1. 【特集】奇想の画家ってなんですか?

    2019.02.17

  2. 【特集】仏の世界の四階層╿如来・菩薩・明王・天

    2019.02.07