間宮林蔵が樺太へ渡った場所には碑が立っていました。2020.08.25
稚内空港でトヨタレンタカーを借り、日本最北端の宗谷岬へ出発しました。宗谷岬まで20キロあまりです。すると途中に何か碑がありました。
あの教科書で習ったけど今では忘れてしまっている「間宮林蔵」氏が樺太へ渡航した出航の地だそうです。1808年のことだそうです。200年前ですね。
「間宮林蔵 渡樺出航の地」と書いてある碑。
歌碑もあります。220年も前ですから木造の小さな舟でしかも手漕ぎだったでしょう。60キロ先で見えているとは言え、誰も行ったことがない地を探索するのは勇気と希望があったことと昔にしばし思いを馳せました。
珊内という場所です。
日本最北端、宗谷岬
パラパラと雨が降る中、宗谷岬の駐車場に到着しました。日本最北端の碑まですぐそこと思って傘も持たずに歩いていたら碑の手前で土砂降りになってひどい目に合いました。しばらくしたら止みましたけど、車に走って傘を取りに行く間にびしょ濡れになりました。
キタキツネが出るのでしょうね。各地で旅行人から餌をもらったキタキツネが餌を欲しがるようになっているので止めて欲しいものですね。
宗谷岬公園は裏の高台を含めたものになっています。FreeWifiまであってビックリです。
さて、先ほど間宮林蔵の出航の地に碑が立っていましたが、こちらにもありました。まるで私を見るようで堂々としていますね。
江戸幕府からの命で北方探索をしたのですね。師が伊能忠敬ですか。
生憎の雨で樺太は見えませんでしたが、日本最北端の地で記念写真を撮りました。前回は暴風でしたが今回は雨です。またいつ来れるかわかりませんが次回に期待しましょう。
サハリンまでは43キロしかないのですね。いつか行ってみたいものです。
最北端の碑の裏に行ってみたら海は透き通ってキレイでした。
晴れていればもっと美しく見えるのでしょうけど・・
碑から駐車場側を振り返ってみるとこんな感じです。あの高台もこの岬と一緒に宗谷公園になっています。
ハマカンザシ(アルメニア)はヨーロッパやアメリカに分布しており千島にも野生している花だそうです。
実際に花が咲いてしました。小さくて美しい花です。
日本最北端の碑から少し東側に歩くと、宗谷や利尻・礼文島と樺太南部の地図がありました。2年ほど前に連絡船がなくなってしまったそうで残念です。
「宗谷岬」音楽碑。気づきませんでしたが右側の石の手前になんだかボタンみたいなのがあるのでアレを押したら音楽が流れたのかもしれませんね。
宗谷岬という歌があるのですね。なんだかこの地域は、補助金が豊富に使われている感じがします。
こちらには海に降りる階段がありました。こちらももちろん澄み切っています。ゴミもありません。
宗谷地域をあちこち行くと思うのですが、どこでもこのような立派なトイレが完備されています。
お土産の柏屋さん。左手には「たこ、ほたて、いか、つぶ貝」などが売られています。
そうこうしているうちに宗谷岬は雨もあがりました。バスの団体が皆無なので人影まばらです。
宗谷岬駐車場から国道の向うの3件の食堂を見た様子です。シャッターが閉まってます。以前来たのは5年前の11月でしたがその時は営業されていたのですが・・2015年11月の宗谷岬訪問の記事
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☆宗谷岬
〒098-6758 北海道稚内市宗谷岬
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≫筆者:おのちん
≫来店日:2020.08.25