2014年の9月に泊まったペンションにやってきました。宿のオーナーが「冬も良いですよ。」と言うのでやってきました。5室だけのこじんまりした温泉ペンションです。感じの良いご夫婦で営業されています。
宿泊者は、横須賀から来た老齢の男性と私たちだけでした。冬はお客様が少ないようです。近くにスキー場もないし当たり前かな。でも静かで良い感じです。
丹頂鶴のモナカで休憩してお茶を頂きました。15時からチェックインなのに、すごく早く着いちゃって、13時過ぎに宿に到着しましたが気持ちよく入れてもらいました♪ ありがたいです。
夏場は欝蒼とした森でしたが冬は葉っぱが落ちてどこまでも見通せる感じ。動物がいたらすぐに発見されちゃいそうです。キタキツネとかいないかな。
まずは宿の温泉に入りました。体を温めてから外にある露天風呂に入ろうと思います。
内風呂から露天風呂が見えます。寒そう~~。
そして露天風呂へ。
雪の上を裸足で歩くのは相当勇気いるし寒いですっ。でも風呂の中は、熱すぎず、眠たくなる、好きな湯加減です♪ 顔だけが冷たくてココチよいですよ~。
部屋からの眺めです。部屋は1Fの小鳥が良く観察できる部屋でした。
エサ台があるので野鳥やエゾリスなどが楽しめます。
ひまわりの種とか何か所にも置いてあります。
コレっすか? 昼間に弟子屈町のAコープで買っておいたワインなどの飲み物を窓の外にぶら下げて冷やしてました。天然の冷蔵庫です。
風呂上りはエビスビールブラックや「函館こがね」
んで広いリビングに来て暖炉の前でウトウトしていたら寝込んでしまいました。
さて夕食の開始です。ブルーの色も鮮やかな「摩周ブルー」で始めました。なかなか美味いです。
食事のメニュー表もちゃんと用意されています。
まずはエゾ鹿のカルパッチョです。実は「エゾシカ」というと臭みがあるものしか食べたことなかったので「いやだなあ」と思ったのです。それがビックリ!全然くさみがありません♪ 良かったあ。
臭みが在る無しは、ハンターの腕によるそうです。つまり猟をした際の血抜きのワザがちゃんとやれているかどうかだそうです。勉強になりました。
摩周ブルーをジュースのようにクイッと飲み干し、冷酒に移ります。こちらは宿の名前を冠した「きらの宿すばる」。純米酒ではありませぬが、なかなかサラリとして好きな感じのお酒です。
メニュー表の順番に料理がでてきます。こちらはポトフです。
そして厚岸産牡蠣グラタン。良い色に焼けています。
「熱いですよ」と奥様が言ってるのに口に放り込み・・アッチッチッ。オレはバカかヽ(´o`;
「北の幸の柚子釜蒸し」。ゆずの中をくりぬいて、いろんな食材が入っていて見ても楽しい料理です。
2連泊だからもし飲みきれなくても翌日飲めばいいやと思ってワインはボトルでお願いしました。
そしたら宿のオーナーが外のふわふわの雪を入れて持ってきてくれました。これだからペンションは楽しいデス。
メインが登場しました。道産ポークのソテー、バルサミコソースです。
だんだんお腹がいっぱいになってきました。というようなお話をしていると・・
女将が、「御飯は少なめにしますか?」と聞かれたので、「いえ、多めで」笑。ご飯は女将の実家でとれたものを使っていて美味しいのです。
最後にデザートです。こちらは女将の手作り。抹茶のミルクプリンです。いやあ満足感が半端ないですわ。
酔い覚ましに外に出てみました。寒っ。外は真っ暗。なんの音もしません。空を見上げると星が綺麗。北極星やオリオン、カシオペア。テレビも無いし静かな夜です。
▶朝食後、ゴールデンリトリバーのマッシュ君とダイヤモンドダストの中を散歩:きらの宿すばる│1月の道東2泊3日の旅
☆きらの宿すばる
北海道上川郡弟子屈町美留和原野286
≫GoogleMapで開く
TEL:015-482-2224
公式ホームページ きらの宿すばる
≫筆者:おのちん
≫宿泊日:2016.01.15