大徳寺にもほど近い京都市北区にある今宮神社のご紹介です。京都に行ったら必ずと言って良いほど立ち寄るこの神社。
それは門前に「あぶり餅」という抜群に美味しい歴史のあるお店が2軒あるということがあります。がその他にも大きな魅力があるのです。
疫病の神様として信仰が厚いのです。
もうひとつはあまり聞いたことはない方も多いと思いますが「玉の輿」の神様なのです。
10月も後半なので境内は紅葉が始まっていました。
奥に進みお参りしてみましょう。
2礼2拍1礼しましょう。そして右横を見ると健康祈願の「やすらい人形」が置いてあります。
授与所で300円にて「やすらひとがた」を購入し自分の名前と病気のお願いごとを書いて納めます。
この日は結婚式もありました。お幸せに。
さて本題です・笑 ご興味がある方が多いかと思います。桂昌院「お玉」ゆかりの玉の輿守。ご結婚を望まれる女性には必須ではございませんかっ!知らぬは損ですぞ。
八百屋の娘さんから将軍の生母という最高位まで上り詰めた桂昌院由来の「玉の輿」お守りなのです。
【玉の輿の由来】
西陣の八百屋に生まれ、後に将軍の母となり従一位の位まで昇りつめ「玉の輿」の語源となった桂昌院。徳川将軍五代将軍綱吉公の生母桂昌院(けいしょういん)は、西陣の八百屋に生まれ、その名は「お玉さん」と伝えられます。三代将軍家光の側室にあがり、後に将軍の生母として大奥で際立った華やぎの時を過ごし、従一位という女性として最高位にまで昇り詰めた事から「玉の輿」の語義の起こりともされています。桂昌院は故郷である西陣の興隆に努めるとともに、産土の社今宮神社の再興にも力を尽くし、社領百石を寄進して社殿を修復、四基の祭鉾も新たに設えられ今宮の祭礼は賑わいを極めたと云われています。≫今宮神社公式ホームページより抜粋
さて、最初に書きましたが私には「玉の輿」は関係ないことなのであまり興味はござらぬのです。
今宮神社の東側から出ると右側と左側に1軒づつ「あぶり餅」のお店があります。
右手にあるのが「あぶり餅本家 根本かざりや」さん。
左手にあるのが「一文字屋」さんです。
どちらも古いお店なのですが、この一文字屋さんなどは1000年からやっているそうですでに1000年の歴史があります。なんでも日本で一番古い飲食店ということも聞きました。1000年以上の営業ってどんなんや。さすが京都と言わざるを得ませんね。
かざりやさんで食べたことあるので今回は一文字屋さんで「あぶり餅」を頂くことにしました。
庭園を眺めながら優雅にあぶり餅を頂きます。
メニューは「あぶりもち」のみです。1人前13本500円です。
13本もあるのかと思われるかもしれませんが、一口サイズの小さな餅なのでご婦人方でも2人前食べる人も多いですよ。
きな粉がついた餅を本格的な炭火で焼いて出してくれます。
親指くらいの小さな餅です。それに白味噌タレがついてとても上品なお味で美味しいのです。
きな粉のせいかお焦げもたっぷりで風味が良いです。
どちらのお店も似たようなお味で美味しいですけど、ほんの少しお味は違います。どちらも食べ比べてみるのも楽しいです♪
☆今宮神社
〒603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町21
≫GoogleMapで開く
TEL:075-491-0082
定休日:不定休・年末年始
≫公式ホームページ 今宮神社
☆一文字屋 和輔
〒603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町69
≫GoogleMapで開く
TEL:075-492-6852
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日
≫筆者:おのちん
≫来店日:2016.10.21