平尾の裏通りにある古い長屋の奥にひっそりとこぎれいな料理があります。料理屋takanabeさん。オーナーは高田様でしたので店名の由来はまた次回に聞いてみましょう・・
昼も夜も前日までの完全予約制です。夜のコースは4000円、6000円、8000円と3つのおまかせコースがあります。
まずはシャンディガフをお願いしました。ちと飲んだ後の写真です💦
今回は6000円のコースで予約しました。まずは前菜5種が登場です。
モッツアレラチーズの上にミニトマトを乗っけてカプレーゼ風です。
筍とトウモロコシのキッシュです。まるで西中州のカジュアルフレンチGohのような前菜です。
こちらはモロヘイヤだったか・・紫蘇の色が美しい。なんちゅうか和洋折衷の創作料理屋さんですね。
手前にあるのが胡麻豆腐焼きです。
そして真ん中にあるのが今が旬、茄子焼きです。茄子って触感といいお味といい大好きです。どうやっても美味いですよね。
カウンターは左右に2席づつ4席。4人掛けのテーブルが2つというこじんまりしたお店なので高田オーナーがひとりで腕をふるっていらっしゃいます。
次に登場は刺身です。手前にぶりのハラミと外身、五島のまぐろ、鯛、水蛸、カブの向こうに見える赤いのは・・
青じそと菊を寒天でにこごりにしたものでした。ビジュアルがどれも彩りよくて美しいデス。
さてビールも飲んでしまい響のハイボール1000円なりをお願いしました。響のハイボールってなかなか見ないですよね。その他、知多のハイボール650円などもありますよ。
ん!なんだろコレ。「茶碗蒸し」らしいです。高田オーナーがひとつづご説明してくださいます。
おおっ!えも言えない美しさ。蓋を開けた時の驚き!
茶碗蒸しなのにグリーンの輝きっ。なんと青梅をすりおろしてつくったスープみたいなものが大量に乗っかってます。
しかもその上には金箔。グリーンだけじゃ色が単色なので高田オーナーとしては彩がいまいちだったのでしょう。金箔で文字通り箔をつけてあります。
この青梅すりおろしスープですが大量に入っています。そして美味いっ。
この深さまで来ると茶碗蒸しの本体が登場です。もう口の中は青梅・笑
また不思議なものが出てきました。枝豆と里芋で作ったものらしい・・
たしかに枝豆色したものが中にある・・
ビジュアルと美味しさにこだわるオーナーの本領発揮ですね。料理ですが酒のアテにするにはもったいないくらいです。
本場、淡路島の焼き玉ねぎの上に佐賀牛の三角バラを焼いて乗っけてあります。
まわりにある赤いのは島ニンジン、ビーツだそうです。黄色いのは・忘れました・・
柔らかい三角バラをソースにつけていただく至福のひと時が過ぎていきます。肉が登場するということは終わりが近づいたなという寂しさも少しづつ感じてきました。いましばらく料理を楽しんでいたいという気持ちにさせてくれます。
天ぷらが登場しました。下にあるのは大分産のハモ。
その上にズッキーニを乗っけ、最上部に頭をもたげているのは琵琶湖産の稚鮎です。内臓も含めた苦み走ったお味がたまらないです。
ハモやアユ、夏の旬の食材が登場したところでご飯ものになりました。
最後の最後まで楽しませてくれますわ。これなんだと思います? 焼きおにぎりみたいなものが中央にドンと鎮座しています。
答えは「穴子めし」。かつをダシだそうですが、穴子飯にかつをダシだけでは、これまたオーナーはビジュアルが大人しすぎて満足できなかったのでしょう。色とりどりのアラレでかつをダシの表面が埋め尽くされています。
おおっ、「穴子やんコレ」。アナゴの味がバリバリやってきますわ♪
デザートは抹茶アイス。茶色いのはチョコレートに見えますが、ナツメグやあんこなどが入ってチョコ羊羹みたいな感じです。さらりとスモモも彩で添えてあります。皮ごと食べれます。
最後は珈琲か紅茶ということでしたので紅茶をいただきながら余韻を楽しみました。かなり満足しました。お昼もあるようなので予約してみたいと思います。
別日にランチ:2020年7月20日
2000円(税込)ランチです。僕は所要でいけずスタッフ女性2名で入店。
ずんだが乗っかってるのはお魚かと思います。とても2000円とは思えない良いランチだったと申しておりました。また女性客100%だったそうです。
☆料理屋takanabe(たかなべ)
〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾2丁目17−22
≫googleMapで開く
TEL:092-753-7352
営業時間:ランチ:11:30~14:30。夜:18:00~23:00
定休日:不定休
≫料理屋takanabe 公式ホームページ。
≫筆者:おのちん
≫来店日:2020.07.14