【 5月の北海道 】200年になるという八雲町の山中にある見市温泉旅館 / 食事編 │ 3泊4日函館の旅 その30

あわびのフルコース

お食事処は窓際でした。

今回2名で宿泊しました。そして一番お高い「あわびのフルコース」をお願いしました。2名で税込み34,600円です。

お食事処は、まだ新しい感じです。外を流れる見市川を広い窓から眺めて食べれるので気持ちよいですよ。

夕食は18時からと決まっていて部屋に連絡が来ます。18時をやや過ぎて電話がなりました。

おおっ!新鮮なアワビが2つも刺身にしてあるじゃありませんか。胸が高鳴りますねぇ。ちなみに八雲町(旧熊石)で養殖しているアワビだそうです。

ちょっとすごいですわ。口に入れると固すぎずコリコリしてとても食べやすいっ、これこれ、こういうのを食べたかったんです。

ちなみに北海道は蝦夷あわびと言ってサイズが小さいです。しかし北海道の昆布を餌にしているせいか本当に美味いんです。

生ビールを飲みながら夢中でアワビの刺身を食べる私。

肝は普段食べないのですが連れが「全然苦みないよ」というので黒いやつを口に入れてみました。「ほんとだ!」苦みとかなくうま味しかありませんわ。

そして、見ちゃいられない「あわびの踊り焼き」。食べるくせに可哀そうになっちゃいます。

ほらあ、大暴れするじゃないの。さっ違うので飲もっと。

鮑の踊り焼きじゃ

こちらは鮑を鍋に入れてあります。

そして最後は鮑の釜めしです。鮑の踊り焼きも釜めしも鍋も女将が一度に火をつけていっちゃいました。鍋はあとから自分でつけたかったなあ。

それと鮑以外はイカ刺しがありました。

生ビール飲みながらたくさんの蝦夷あわびを頂く。しあわせです。外の景色もいいし。

アスパラとズワイガニと行者にんにくの天ぷらがやってきました。前日で函館の大門横丁で冷えたアスパラ茹でを食べたのを思い出してニヤニヤしてしまいました。

女将が「シェフからのサービスでえす」と持って来てくれたのが八雲豚焼きです。それに行者にんにくの醤油漬けを添えてあります。

行者ニンニクをくるりと巻いて食べてくださいとの御指南通り頂きましたが、かなり美味いわコレ。

お酒のメニューは少なくて潔し。

鬼ごろしの冷酒500円なりを頂きましたが、これが結構いけるのよ、おかわりしてしまいました。

そうこうしているうちにアワビのステーキがやってきました。これねぇ、美味いのなんのよ。なんでこんなに柔らかくて美味いのだろ。

アワビに焦げ目がついた側もたまらんですし

反対側も美味そうです。このアワビを一気に口の中に放り込みました。ほんと美味すぎました。

そして肝もバター焼きになっています。素晴らしお味でしたあ。

んで鍋はやっぱりというか火が消えて時間が経過していたので、女将にお願いしてもう一つ燃料を追加してさらに過熱しました。

鍋にした蝦夷アワビも絶品です。蝦夷あわびって、どういう料理でもすごく美味いですねぇ。

 

ほかほかの蝦夷アワビの釜めし。

そして最後の釜めしは当然完成しています。

おこげも入って本当に美味い蝦夷アワビ釜めしでした。

ちなみに他にはレモンサワーやこんなメニューがあります。

見市温泉旅館の朝食

さて翌朝、曇りや雨の予報なのに晴れ間がのぞいています。なにやら天気予報が全然あたらないこの地方です。

さて、翌日の朝食です。ほどよい感じですが前日に食べたあわびのフルコースが胃に残っている感じでお腹が空いていません。

まずは卵焼き。シンプルに美味い。

イカの生じゃないですか、醤油漬けみたいな感じで面白いお味です。

ホッケの切り身です。このホッケですが分厚いんですよ。

九州で食べるホッケって薄っすいのばかりだから、驚きの厚みと感じます。もちろん美味いです。

茄子の煮浸し。

昆布の味噌汁でした。

 

☆見市温泉旅館
〒043-0401 北海道二海郡八雲町熊石大谷町13
GoogleMapで開く
TEL:0139822002

見市温泉旅館 公式ホームページ

≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.05.10-11

 

関連記事

  1. 【 福島 】わらじのようにデカいカツ丼|福島県会津若松市の白孔雀食堂

  2. 【福岡市】肉汁ドバドバのハンバーグステーキ御膳│レストランkawashima(かわしま)

  3. 【 大分県 】 楓やブナの素晴らしき原生林は眩しい紅葉だった │ 男池の上の台

  4. 【 青森県 】 潮騒橋、渚橋がある津軽国定公園高野崎 │ 3泊4日 晩秋の津軽 その16

  5. 【 福岡市 】ホテルのBARで食事&フルーツ | ANAクラウンプラザ福岡のメザニンバー

  6. 【 鹿児島 】 奄美空港は遺跡の中にある空港だった │ 2泊3日奄美大島の旅

  7. 【 福岡市 】玄界灘の魚貝類の刺し身と鮨 | 地物のネタで勝負する【鮨 なにわ】

  8. 【 5月の北海道 】青函トンネルって地下駅があるんですね!福島町青函トンネル記念館 │ 3泊4日函館の旅 その22

  9. 空撮あり – 水芭蕉とかたくりの花が見ごろでした-秋田県 【 桜前線を追う東北の旅 その4/4 】

  1. 【 青森 】津軽半島周遊 晩秋の青森の紅葉と八甲田の雪 3泊4日の…

    2022.01.04

  2. 【 島旅 神集島 】 佐賀県唐津市の神集島はフェリーで8分で到着し…

    2021.07.25

  3. 【 島旅 唐津市高島 】 宝当神社がある高島までフェリーで10分

    2021.07.06

  4. 【5月の北海道】3泊4日 函館を中心としたみどころいっぱいの道…

    2021.05.16

  5. 【 高級居酒屋 】 福岡市の田中田は一流の食材を美しく食べさせてく…

    2021.04.28

  6. 【 鹿児島奄美特集 】 さすが元沖縄です。奄美は人は少なく美しい海…

    2021.04.20

  7. 【特集:冬の十勝4日間】快晴と大雪、帯広、然別湖、旭岳、美瑛を…

    2021.03.18

  8. 【特集】 和食系、味、香り、彩り、器も最高 │ 赤坂あきちゃん

    2020.12.31

  9. 【 特集 : ニセコの温泉 】温泉付ペンションアダージョとヒルトン…

    2020.12.31

  10. 【特集:男池】大分、紅葉の宝泉寺温泉に泊まる1泊2日

    2020.12.31

  1. 【特集:私の一番好きな鮨屋】山口県萩市の豊月

    2019.05.18

  2. 【仙台:国分町の地雷也】キンキに拘った炭火焼きのお店

    2019.05.18

  3. 【 島旅 神集島 】 佐賀県唐津市の神集島はフェリーで8分で到着し…

    2021.07.25

  4. 【 高級居酒屋 】 福岡市の田中田は一流の食材を美しく食べさせてく…

    2021.04.28

  5. 【特集:7月の道央3日間】旭山動物園、美瑛のパッチ良野ラベンダー…

    2015.07.04

  6. 【特集記事】JAL国内線ファーストクラス機内食  記事の一覧

    2019.02.12

  7. 【ニセコ・積丹2泊3日】旬のバフンウニ丼を食べる旅

    2016.07.30

  8. 【特集記事】特色ある福岡市内の鮨屋からいきつけの4店舗をご紹介…

    2019.01.27

  9. 【特集:冬の道東】快晴!冬の摩周湖や丹頂鶴、釧路の回転ずしに驚…

    2016.01.15

  10. 【北海道を東西へ2泊3日】旭川を拠点に東へ西へ、増毛町~紋別町

    2016.06.28

  1. 【特集】奇想の画家ってなんですか?

    2019.02.17

  2. 【特集】仏の世界の四階層╿如来・菩薩・明王・天

    2019.02.07