利尻島のペンション群林風の館内と部屋
【旅の4日目】
ペンション群林風でママチャリをお借りしてサイクリングしてきました。
玄関を入ると正面がフロントになっています。左手が食堂です。食堂に入口にも消毒液をちゃんと置いてあります。利尻島も礼文島も消毒はアルコールを用意してあって次亜塩素酸じゃないのが印象的です。
2階が客室になっています。階段を上がったところから正面玄関側を見た様子はこのようになっていて海が見えますね。
休憩できるスペースがあって「岳人」などの雑誌が置いてあります。
階段あがって正面には冷蔵庫や電子レンジがあって自由に使えるようになっています。またこの日は結構暑かったのですが廊下に冷房を入れてありました。部屋に扇風機はあるのですが暑いときには部屋の入り口を開けると廊下の冷房された空気が部屋に入ってきて涼しいです。
さすが利尻島は観光と漁業の街ですね。いろんな催事が予定されています。
階段を上がると右手がピカピカに磨かれた廊下になっているのが印象的です。私達は3名だったので階段を上がってすぐの左手奥の角部屋になってました。全部で11室あるペンションです。
外の新緑が眩しいです。というように洋風に見えますが・・
和室です・笑。ツインルームにベッドを1つ追加できませんか?とお聞きしたのですが無理ということで和室になりました。すでにお布団を敷いてあります。
洋式の出窓がら入口側を見るとこんな感じです。とても広い和室ですよ。
外はこんな天気なのですが夜から強風と雨の予報なんです。翌日も雨予報、とても残念なんですが、この旅は、ずっとそんな予報ですけどなんとか雨にたたられずに過ごしてきていますから明日も期待しましょう。
ペンション群林風の夕食で馬糞雲丹、馬糞雲丹パイ、馬糞雲丹酒、馬糞雲丹乗せ饅頭
ちょっとしたものにもラップをかけたりしてコロナ対策でしょうか、注意されていますね。どれも美味しい夕食はご飯と食べても酒のアテにしながら食べても満足いくものでした。
まずはサッポロ生ビールです。
煮ものはホッケですか。
丸々として分厚いです。ビールが進みます。まずは温かいものから食べようと刺身はさておいてこちらから頂きました。
ソイやシャケの刺身。
バフンウニがあるじゃありませんか、初日から4日連続、馬糞雲丹を食べている贅沢ものです。
ソイの昆布締め。
これは蛸の口の糠漬けだそうです。初めて食べましたが美味しいですよ。もちろん酒のアテです。
牛肉の陶板焼きか!と思ったらなんだかキノコみたいなものが乗っかってます。良くみたら利尻や礼文の名物「たち」ですわ。
スケソウダラの卵を蒲鉾にしたものでフワフワして焼いても美味いのです。
宿泊予約時に追加でお願いしていた「雲丹包みパイ」が登場しました。当日お願いしてもできる時もあるそうですが予約時お願いしておくのが良いです。
馬糞雲丹つつみパイを食べた様子を動画でアップしました。
サクサクと箸で頂上部から穴をあけました。中にあるのは雲丹スープでした~。
雲丹スープをスプーンですくいながら頂きました。
ここでドリンクメニューをよく見ると「うに酒」なるものがある。6月から9月1200円なり。こりゃ馬糞雲丹限定で作ってるんやな。
もちろんお願いしました。熱燗の中に馬糞雲丹が入っているという代物です。雲丹を箸で挟んで食べながら飲みました。
う~ん、ステキな飲み物ですが馬糞雲丹はやっぱ「生」で食べるのが一番甘みがあって美味いな。
お酒には、いろいろこだわってらっしゃいます。ワインはレギュラーメニューの他に、北海道三笠市の赤と白が用意されています。
麦焼酎で利尻昆布焼酎なるものがあったのでお願いしました。オーナーが「利尻昆布の香りがして美味いですよ」とのことです。
焼酎なるものはニンジン焼酎にニンジンの香りがするわけじゃなし、その他の焼酎も同じなのでどういうことだろうと思って飲んでましたら、コップの中に利尻昆布が入ってるじゃあありませんか!なるほど!
こちらは、煮びたし。ジャガイモの裏ごし饅頭には雲丹が乗っかってますわ。利尻島のペンションは馬糞雲丹の提供にこだわりますねぇ。
利尻富士が見えないココロのもやもやがそうさせるのか、私の酒のスピードがヒートアップしてきました。
次はカベにあるアレ「麗峰の雫」という特別純米酒をお願いしました。
北の果て、来たかった利尻島で飲む酒の美味いこと。
ご飯も食べたくなりお願いしました。ご飯は一人前、このような面白い容器で出てきました。
お吸い物には、スケソウダラの卵を蒲鉾にした「たち」が入っていました。
礼文島のペンションで初めて食べたのですが、フワフワしててとても美味しい蒲鉾とは思えないものです。
馬糞雲丹は酒のアテにして少し食べたあと、超ミニ丼にしました。
デザートは、美味しい餡子が入った和菓子です。
ほろ酔い気分で、暖炉の横にある白いものを見てきてみました。利尻富士に登る登山ルートのジオラマでした。
利尻島のペンション群林風の朝食は手作り満載だった。
ちなみに今いる礼文島はこんな場所です。鹿児島の種子島、屋久島みたいな感じで島の形状も良く似ています。サハリンがすぐそこですわ。
夜の間は横殴りの雨が降っていましたが朝になってもずっと雨が降っていて止む様子はありません。今日のレンタカーは借りてもしょうがないことになるかもしれないという不安を抱きつつ朝食へ向かいます。
朝食は7時からです。利尻富士温泉なるものがあるので、ホントに雨が上がらなければ温泉でも使ってゆっくりするかなんぞ頭で想像していました。
礼文島でもそうでしたが朝食は和食です。ペンションと言うと朝食はパン食というのがいつものことなのですが和食だけというのは珍しいです。
そしてこの小皿に乗っているのがどれも美味いのですわ。
なんとこの海苔、自家製だってよ~~。ちょっとびっくりです。
魚はホッケです。醤油につけてサッと焼いたものだそうです。この梅干しも美味なのよ。
この「いくら漬け」も自家製だそうです。手作りの料理がおいしいとコメントに皆さんが書いてあったのはこのことかと納得です。
ミニいくら丼にして頂きました。ちなみに味噌汁は、とろろ昆布の味噌汁でした。
その他の小皿料理がどれも美味いです。全部食べてしまいました。
朝食を食べたあと珈琲を飲みたくなって別料金でお願いしました。珈琲は自由に飲んで良いペンションが多い中、有料かと思ったのですが有料にはワケがありました。
食堂の角にある利尻富士の山頂を眺めることができるテーブルでコーヒーブレイクです。
珈琲は網走から取り寄せているそうです。ブラジル産で無農薬なんで豆を仕入れてから1週間以内に飲まないといけないと言われました。
ブラジルからここまでの輸送はもっと時間がかかるように気がしますが・笑・とても美味しい珈琲ですよ。
ブラジル ナチュラル パライーゾ 400円です。おススメですよ。
こちらは、例の一筆書き100名山登山の「田中陽希」さんがお泊りになる宿みたいです。
≫この旅の次の記事:【利尻島】姫沼をぐるりと1周散策しました。│【8月】稚内・利尻・礼文の旅 5泊6日 その28
☆ペンション群林風
〒097-0101 北海道利尻郡利尻富士町鴛泊栄町
≫googleMapで開く
TEL:0163821888
≫ペンション群林風 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫訪問日:2020.08.28-30