2021年11月15日、青森駅近くのホテルJALシティ青森に宿泊です。
いきつけの居酒屋「すみれ組」に電話がつながらないので現地に行ってみました。なんと建物ごとないじゃないの。
このあたりの土地は縦長です。江戸時代に税金を間口で計算した名残でしょうか。
そのあと、どうしようもないので、盛岡でも入ったことあるシリーズの店に行ってみました。
津軽三味線でも聞きたいなと思ったのですが、まさかの「予約で満席」。嫁の誕生日にやらかしてますわ・笑。
そこでホテルの目の前に気になる店があったので電話で予約しました。ネットで見てみるとどうもクセが強い大将が一人で営業されてるようです。
地酒、地肴とありますがお店の名前は暖簾に「ふく郎」と書いてあるだけですからわかりにくいです。
アルバイト募集中なんですね。
活ホタテ刺しとか海峡本マグロ、海峡〆鯖や津軽貝みそや大間の岩もずくなど気になるものが盛だくさんですね。そして「僕はやっぱりニシン好き」ってなんだ!
店の外にある印象的なねぶた。
中に入るとカウンターが空いているのに奥の広間に通されそうになったので「足が悪いので申し訳ないですがカウンターで良いですか」とお願いしてカウンターに座りました。
やっぱカウンターで見たいですよね。ホントは大将とお話しながら食べるのが好きなんですけどネット情報では大将はほとんど言葉を発しないそうです・笑
つきだしです。1か月過ぎてから記事書いているのでなんだったか思い出せません。スマン。黒いのはシソじゃなかったかな・・
純米吟醸酒の愛娘770円。大将に「まなむすめ」くださーい。と言ったら「めご」ですっ。って一言でした・笑
カウンターは私達だけだったのですが後から1人で来た関西人のオヤジが同じように「まなむすめ」くださいと言って「めご」と大将から言われてて笑いました。
そのお客様とは少しお話したのですが翌日の弘前駅前の宿でチェックインする時に一緒になりました。人の縁は不思議なものです。世の中狭いですね。
お刺身ちょっと盛り980円。帆立や鯖、水だこやイカなどちょうど良い感じになってます。新鮮で美味いです。
僕はやっぱりニシン好き680円。鰊好きなんですよねぇ。3種のニシンが登場です。酒のアテになかなかうまいです。
大間の黒もずくをお願いしてみました。普通のもずくよりかなり濃厚です。これまでの一番は稚内で食べた宗谷もずくですがこれもなかなかです。
活ホタテ刺しを頂きました。ひもが美味いです。
ここらで生ビールです。キンキンに冷えています。
メニュー表はなくて大将の頭の上や後ろに書いてあるのを見て注文します。
なかなか味がありますよね。
こまい生干し焼きをお願いしてみました。まん丸で身が良く入っていてとても美味しかったです。
無口な大将とは注文以外は言葉を交わすことなく終わりが近づいてきました。
店の中にもねぶたがあります。そういえば、カウンターには3人しかいないのに飛び込み客を何人も断っていました。
個人店の大将がいる店にはそんな店がありますよね。自分が整わないとちゃんとできないからお客様は入れないとかいろんな理由があるようですけど。
再度はつがる貝みそ880円で〆ました。
ホタテやタコやいろんな具材が入っていて面白いです。
その後、嫁は目の前のJALシティ青森に戻り、私はすみれ組があった敷地の隣にあるスナックニューみちこに「すみれ組はなぜ無くなったのか」を単独調査に入りました。
なんでも以前から体調が・・ということで今年の3月ころ廃業されたそうです。良い店でいつもお客様でいっぱいだったので残念です。
☆居酒屋ふく郎
〒030-0803 青森県青森市安方1丁目10−12
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TEL:092-753-7352
営業時間:17:00~22:00
定休日:不定休
≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.11.15