稚内、礼文、利尻の旅、2日目です。
2020年8月26日水曜日、朝、6時半出港という早い船出です。朝5時50分にサフィールホテル稚内にタクシーのお迎えを予約していました。歩くと20分見てくださいとホテルスタッフに言われたので思い荷物あるのでタクシーにしたのです。ホテルからフェリーターミナルまで620円という距離でした。
今回は長男が同行していまして長男と旅行することは彼が大人になってから初めてなので、贅沢しようと一等ラウンジにしてみました。稚内港から礼文島の香深港まで5730円です。当日しか購入できないということだったので前日に予約だけして当日窓口で購入しました。クレジットカードが使えます。
出航ゲートがあるフェリーターミナルの2階に上がってきました。
待合の手前にレストランがあります。そば、うどんに並んで「ざんぎ」北海道らしいですね。
フェリーが減便になっているのでお店の営業時間が短くなっていますね。
レストランメニューです。
レストランを過ぎると出航の待合所がありました。6時半出港の6時過ぎ、まだ人影がありません。
利尻から2便、礼文から1便の到着があるようですね。向うに見えるフェリーは利尻島行のようです。
礼文島行きの乗り場はこちらです。あちこちに消毒アルコールが置いてあります。検温やソーシャルディスタンス、マスクなどコロナ対策に気をつかってます。
船に乗るのは久しぶりなのでワクワクします。
あの船に乗り込んで礼文島に向かいます。しばらくすると乗り込みが始まりました。
船に乗り込むと3階で、2等客室のフロアーでした。1等ラウンジ客室はエレベーターで4階に上がるようになっていました。
エレベーター近くに進むと係員が切符を確認してエレベーターに案内してくれました。フェリーでエレベーターを使うのは初めてだと思います。
おおっ、さすがに2等客室の2倍の料金だけあって素晴らしい客室ラウンジです。
しかもお客は私達3名を入れても5名のみ。ほぼ貸切状態じゃないですか。
窓際の席をとっていてくれたので景色も抜群です。JRのグリーン車より快適です。もちろんスマホを充電するコンセントも座席についています。
1等客室ラウンジの座席は豪華でぐっすり寝てしまいました。
ラウンジを出てフロアの探検をすこしばかり。
身障者用トイレもちゃんとあります。
上がってきたエレベーターは航海中、下に降りたらいけない決まりになっていました。ですか3階の売店にも行けず4階に缶詰です。まあいいですけど。
階段で3階に降りるれるかと思ったのですがロープしてあります。
昨夜お泊りした「サフィールホテル稚内」と北防波堤ドームが見えます。
こちらはどこに行くフェリーなのでしょうか。稚内港からですから利尻か礼文島でしょうね。
フェリーに乗って2時間が経過すると礼文島の街並みが見えてきました。島の上部は曇って見えません。
礼文島の香深港に入港し下船が始まりました。階段を降りていくと3階の2等客室を見ることができました。こんな感じの板間みたいなところに座ります。
運が良ければ椅子席も少しあるので座ることができます。
これは僕らが乗船していたハートランドフェリーです。
香深港ターミナルの1階に降りると右側には観光・宿泊案内所がありました。
左手には観光バスの切符売り場が正面左側、車のフェリー乗車切符や指定席購入やクレジット払いは右側に窓口があります。真ん中は2等自由席の切符売り場でここではいつでも切符を買うことができます。当日しか買えませんという説明だったけど前日買ったら無効になるのだろうか。
おおっ、礼文島にもゆるキャラがいました。その名も「あつもん」、島のシンボル「あつもり草」から名前をとったようです。
礼文島のできた歴史は利尻島よりずっと古く、船泊遺跡というものがあるのでこんなものがありました。
香深港フェリーターミナルの全景です。
香深港フェリーターミナルを出ると正面に「礼文おみやげセンター」があります。礼文島は人口2400人程度の小さな島なのです。だからコンビニはセイコーマートが1軒のみ、レストランも少ないのでいろいろ注意して行動することが必要かと思います。
礼文おみやげセンターの右端に行ってみると「糠ほっけ」「エゾ馬糞雲丹」などの魅力的な文言の旗がありますね。
熊の彫り物などが中にはありました。嫁さんが言うには「今、熊の彫り物が若いコに人気らしい、TVでやってた」とのこと、ほんまかいな。
利尻おみやげセンターの左手にレンタカー屋が並びます。レンタバイクやレンタサイクルなどもあります。
【トヨタレンタカー】
トヨタレンタカーを借りましたが利尻島も礼文島もトヨタレンタリースから島の方への営業委託をしているそうです。で、島料金となっておりガソリン代込み保険料込みになっています。価格はビッツクラスで10時間借りて1万7,050円です。ちなみに軽自動車は10時間で1万2100円です。その下は6時間という時間があります。
【礼文島のコースとトヨタレンタカーの対応】
また礼文島は島の東側には道がなく島の南端の香深でレンタカーを借りて北まで行き、また戻ってくるといったコースなのと名所がそんなにあるわけでないので6時間で十分だと思います。もちろん各所でゆっくりしたい気持ちがあればそれはそれでゆっくり過ごすのも良いでしょう。
ただしトヨタレンタカー礼文では6時間を1分過ぎただけで10時間分を取られましたので注意してください。融通は利きません。またレンタカーの返却時に「黒い袋がなかったか」などと前の人が置いていったものがなかったのかという質問をされ車内を念入りに調べていました。前日に返却されたのですからちゃんと室内を見てから貸し出すのが当然だと思うのです。次回行くときは礼文では違うレンタカー屋にお願いしようと思います。
【花の浮島と呼ばれる礼文島】
礼文の楽しみ方はトレッキングだと思います。ペンションではトレッキングの場所まで送ってくれるのでレンタカーで島の各地を見るのは半日で後はトレッキングコースというかハイキングコースがいろいろあるのでそれを楽しめるのが良いと思います。
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☆稚内港国際旅客ターミナル
〒097-0022 北海道稚内市中央3丁目2−3
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TEL:0162235510
営業時間:17:00~22:00
≫ハートランドフェリー 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫訪問日:2020.08.26