【稚内】えぞ馬糞雲丹と北紫雲丹の食べ比べ:江戸前「寿し竜」│【8月】稚内・利尻・礼文の旅 5泊6日 その7

稚内駅から歩いてほど近い「寿し竜」

サフィールホテル稚内から徒歩5分くらいでしょうか。以前も立ち寄ったことのある寿し竜さんに電話して出かけました。カウンターと座敷席のテーブル席があるのですが、予約ないお客様が何組も帰られていたので電話して行って良かったです。→寿し竜さんの過去記事

お店の前には料金が書いてあるので寿司屋さんに慣れていない方でも安心して入れますね。

5年ぶりに大将と女将にお会いしました。

大将に「5年ぶりに来たんですよ」と言ったら「昨日のことも覚えてないのにそんな前のことは覚えてないわ~」と言ってました。面白い大将です。私も「僕も最近、昨日の昼なん食べたかな~って思出せないですよ」と返しました。この前もこんな感じだったのを思い出しました。

まずはサッポロビールの生で始めました。

つきだしは2品出ました。まず、前回と同じ「帆立の出汁を使った卵焼き」でした。長年の定番なのでしょうね。なかなか美味しいですよ。

そして、貝ひもの酢の物です。僕は酢の物を体が欲しがることが多いのでありがたいです。

ビールがグイグイいけまっせ。

レギュラーメニューも多いのですが本日のおススメもありますからこれからお願いするとしますか。

まずは、どうしても食べたかった宗谷のもずくです。う~ん思ったより黒くない、もう少し濃厚なやつが欲しい。

今しか食べれない「北海しまえび」があったのでお願いしました。なぜか「大1,000円」の方に◎がつけてあったのでそちらをお願いしました。

大将が「大が残り少なかったので小を足しといたからね」「ありがとうございます。」大が2尾と残りが小のようです。普段の量がどれくらいかわかんないけど・笑

刺身でも食べてみようかと「さしみ盛り合わせ 2人前2800円」をお願いしました。

水ダコやつぶ貝が帆立などの貝類や、牡丹海老、鮪などの刺身たちです。九州みたいに鯛はこちらではあまり出ませんよね。白身魚はそいだったかな。

北海道では知事の指導の下でしょうか。ホテルや飲食、その他の店でもマスクやフェイスシールドなどをしていない人がいません。稚内ではまだコロナウィルス患者が出ていないですが、しっかりした対策をしているからでしょうね。

さて息子はにぎりを食べることにして「おまかせ握り3000円」をお願いしました。11貫のにぎりでこのお値段はお安いのではないでしょうか。

ちらりと見ていると(いやしっかり見たのですけど)イクラを真ん中に左に馬糞雲丹、右側に北紫雲丹と北海道を代表する2種の雲丹がメンバーに入っているではありませんか。そもそも、にぎりのセットに雲丹が2貫入るなんで初めてみましたわ。

冷酒もいろいろ揃っています。

ここまで来て福岡のお隣山口県の獺祭を注文してしまいました。サラリとした飲み口が好きなもので。そのあとは、福井県の黒龍純米吟醸一本で飲み進みました。

本日のおススメにあった「利尻昆布つくだ煮300円」です。これかなり美味いっすよ。昆布が濃厚で酒のアテにおススメです。ほぼ私が食べました。

焼き魚の中から◎の「ぎんたら特大みそ漬け1200円」を注文しましたっ。九州では銀鱈みりんは良く見ますけどね。

特大味噌漬けはデカいですっ。息子が食べたのですが「こんなデカい銀だらは初めてっ」って言っていました。

良くみたら芸能人や政治家などいろんな方が来店されている店なんですね。

息子や嫁さんに「ほやの刺身、食べたことないやろ?食べてみない?」「いやあ・・」などの会話を聞いていた大将がサっと「ほや」を「食べてごらん」と出してくれました。気が利きますわ。

食べてみるとクセのないお味です。不思議やなあと思っていたら大将が種明かしです「これは函館のホヤ、函館のホヤは臭みが無いんよ、そして白っぽいでしょ」とのこと。確かに仙台あたりで食べるホヤみたいに赤っぽくないです。初めて知ったクセの無いホヤのお味でした。

そろそろ僕も雲丹の食べ比べを食べてみたいと思ってお願いしてみました。北海道の雲丹漁師は馬糞を赤、紫雲丹を黄と呼びます。

その名の通りの雲丹が登場です。どちらも少し味は違うが美味いっ、美味いですわあ。

一品料理のメニューです。魅力的なメニューが並びます。

焼き物メニューです。さすがにきんきはお値段しますねぇ。

鱈の味噌漬け焼き500円なり。酒の飲みすぎで、気分も良くだんだん味がわからなくなってきました・笑

帆立のバター焼きも大好きです。口の中に帆立の味が浸み渡ります←ほんとは飲み過ぎてわかってない

最後に「稚内産ぎんなん草の味噌汁400円」をお願いしました。

銀杏とは縁もゆかりもない「ぎんなんと呼ばれる海藻」が入った味噌汁でした。

美味しかったですよ。

ちなみにコース料理もありますので大将にお任せでお願いするのもアリかと思います。

最後はペイペイでお支払いしました。3名でビールや冷酒などをグイグイ飲んで20,130円でした。

ホテルへの帰り稚内駅内にあるコンビニ「セイコーマート」でお買い物

「意外な相性が大うけ」って書いてある←ほんとかいな

ちくわパンを思わず買ってしまい、翌朝の朝食にすることにしました。

ぼちぼち歩いてサフィールホテル稚内に戻りました。

そういえば、花楽という店に行きたかったのですが、ネットで見ても情報がなく閉店してしまっているかと思ったので、サフィールホテル稚内のフロントに聞いたのですが「やってないんじゃないかな」と言われたのです。しかし「なら鮨」の隣で営業していました。クセのあるお店ですが美味いです。

セイコーマートのプライベートブランドの中から「北海道メロンサワー」を購入。ホテルで飲みました。←まだ飲むのか!バカじゃないの

≫この度の次の記事:稚内港から礼文島へ1等ラウンジに乗って渡りました│【8月】稚内・利尻・礼文の旅 5泊6日 その8

 

☆寿し竜
〒097-0022 北海道稚内市中央3丁目2−3
googleMapで開く
TEL:0162235631
営業時間:17:00~22:00
寿司竜 公式ホームページ

≫筆者:おのちん
≫訪問日:2020.08.25

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