こんにちは、はてはてマンボウです。
梓「今回は、旅先で偶然見つけたいろんなマンホールを一緒に見ていこう」
マ「あ、連理梓さん。マンホールですか。風景をはてはて眺めているのに必死で、足元までは目を向けていませんでした」
梓「マンホールは各自治体がそれぞれのデザインをあしらっているから、並べてみると楽しいよ」
マ「それじゃあ、東日本からあっちへこっちへ回遊してみましょうかねえ、まあんぼう」
東日本のマンホール
梓「磐梯山に猪苗代湖。会津若松を代表する自然だね」
マ「なんだか、お祭りみたいねえ」
梓「デザインは、高崎祭りの山車と花火。『市民が楽しめる祭り』をテーマに、最近始められたものらしい」
マ「どうしてキジが」
梓「鹿嶋市は、市の鳥がキジらしいね」
梓「上野は桜のロゴだ」
マ「上野公園の桜ですねえ」
中部地方のマンホール
梓「雨晴海岸と立山連峰だね。この風景は氷見線の車窓からも楽しめた」
マ「はて、これは」
梓「アザミだね。アザミの花は根が薬用になるらしいから、薬の町である富山の市の花になっているらしい」
マ「同じようで、少しだけ違うデザインもありますねえ」
梓「松本てまりは、松本市の伝統民芸品だ」
マ「またまたお祭りです」
梓「おいでん祭りというらしい。市町村の大合併を経たのち、従来の祭りに一般公募で名前をつけたそうだ」
マ「お伊勢さんはわかりやすいわねえ。お伊勢まいりは、近鉄のしまかぜで行ったんでした」
マ「あらあら、フルカラーの豪華版も」
西日本のマンホール
梓「宇治市は、市を代表する宇治川と宇治橋だったね」
マ「これは、天橋立ですねえ」
梓「日本三景、天橋立は京都府の北側、日本海側にあるんだ」
マ「カラー版は、海とのコントラストが素敵ですねえ」
梓「八幡市は、市の花のさつきがあしらわれている」
マ「これは、大阪城ですか」
梓「大阪市は、区ごとにマンホールのデザインがある」
マ「お花見とセットのイメージだっていうのがわかるわねえ」
マ「真ん中で女の人が手を広げてます」
梓「高石市には天女伝説があって、『羽衣』というのが地名にもなっている」
梓「西宮は甲子園がデザインされているね」
梓「いかにも神戸らしい異国情緒あふれたデザインだ」
マ「まるで消火栓とは思えませんねえ」
梓「姫路は、姫路城の別名が『白鷺城』であることから市の鳥となったシラサギをあしらっている」
マ「奈良県はストレートに鹿ですねえ」
マ「岡山は、駅前にも桃太郎の像がありましたねえ」
マ「はて、このデザインは。なにかのアニメですか」
梓「これは、岡山県のサッカークラブ『ファジアーノ岡山』のマスコットキャラクターだ。スタジアムの近くで見られる」
マ「あれ、桃太郎じゃなかったんですか」
梓「1つの街にたくさんのデザインのマンホールが見られることはよくあるからね。同じ街でいろいろなマンホールを探すのも楽しいよ」
マ「おい、鬼太郎!」
梓「境港は、鬼太郎の町として町おこしをしているからね」
梓「鬼太郎ロードを歩けば、いろいろな妖怪に出会えるよ」
マ「はて、出雲市といえば出雲大社のはずが、どうして灯台に。『いずも』の文字もないです」
梓「合併前の旧大社町時代のものだ。出雲は海辺の町でもあるからね。ここには日御碕灯台があしらわれている」
マ「これは夏ミカンと漆喰の壁ですね。萩の街並みをよく表してます」
マ「はて、どうして闘牛が」
梓「宇和島は闘牛の町でもあるんだよ」
マ「はてえ。鯛めしがおいしいことしか知りませんでした」
マ「土佐清水市ってどこですか」
梓「四国最南端として有名だね。マンホールは、市の花のツバキだ」
梓「臼杵湾に漂着したオランダ船リーフデ号があしらわれている」
マ「臼杵ってどこにあるんですか」
梓「石仏で有名な国東半島の少し南側に位置する。ここにも石仏文化が根付いているよ」
≫筆者:連理梓