2016年6月13日月曜日、旭川市のホテルを出て札幌千歳空港から福岡へ戻ります。
時間があるので増毛駅を見たあと北海道の3大秘境と言われる雄冬に行ってみることにしました。
増毛駅は終点の駅なのに無人駅です。
留萌駅で入場券を購入できるらしいけど、どこからでも構内に入れるので無意味じゃないかと思います。
ほら、すぐそこは鉄道の最終止め。ここに気動車でしょうけど入ってくるのです。
高倉健の映画「駅」の舞台になった駅なのですが、2016年この年に廃線です。
高倉健も泣いているのではないかと・・
映画「駅」で高倉健が居酒屋で「これから雄冬に帰る」と言っていました。
地続きなのになんで船なんだろうと思っていましたが、昔は船でしか行くことのできない断崖絶壁の集落だったそうです。
それが国土交通省の執念で難しい工事を終え、いまでは国道が開通しています。
あの半島の向こうに雄冬があります。
電話が開通したのも20年たっていないらしいです。
パーキングがあったので来た道を振り返ってみました。
まっすぐに山がそそり立っていますね。
同じような断崖絶壁が続きます。こりゃ工事はトンネルしかないですね。
難工事だったとのことで、太い管が道路の横壁を走っていますがこれは電話線とか水道とかいろんなものが入っているのではないでしょうか。
雄冬港にやってきました。小型の船が一艘だけです。
雄冬岬の展望台が断崖絶壁の上にあったので車で上がってみました。
途中に駐車場がありそこからは徒歩で登りです。
でかい瓦礫が散乱している展望台。でかい石をワイヤーで引っ張ってあります。
下には70人くらいの集落が見えます。石が転がっていったら大変ですね。
6月は本州のように北海道もぐつつくことが多くなっていて蝦夷梅雨などと言われるようです。
天気が良かったら絶景なのでしょう。
紅葉の時期にまた来たいものです。
山からくる手段なくて海岸沿いにトンネルを作っていったのですね。
小さな街なのですが信号機が1か所ありました。
野営場がありました。雄冬は増毛町に属しているようですね。
やってるのかな、喫茶店です。
「白銀の滝」国道の開通を記念して滝に名前をつけたそうです。
雄冬岬です。
滝はすぐに海に流れ込みます。
国道が開通しなかったら観光船で秘境雄冬の旅なんてのがあったかもしれませんね。
雄冬に住む人たちはずいぶんと便利になったことでしょう。
さて札幌千歳空港へと向かいます。
☆雄冬岬
北海道石狩市浜益区雄冬
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≫筆者:おのちん
≫来店日:2016年06月13日