正面右は然別湖ネイチャーセンターです。その左手の大きな宿は営業していません。つまり右手にある「風水」が然別湖唯一の御宿です。
駐車場から然別湖を見るとイグルーと呼ばれる氷の建物がいろいろあります。北海道でも一番早く12月中旬には凍り始めるという然別湖ならではの風景が見られます。
御宿ふうすいの横に「しかりべつ湖コタン」の入り口受付がありました。
開催期間は毎年2月1日から3月末までです。開催時間は9時から20時まで。なんと氷上に露天風呂と足湯が作ってあります。全国でここだけではないでしょうか。
受付では体温を測ったりして無料入場です。このしかりべつ湖コタンは1軒だけの御宿風水と鹿追町の有志、そして然別湖ネイチャーセンターの皆さんで運営されています。
さて坂を少し降りると左へターンです。JTBやANA、JALなどいろんな旅行会社が協賛していますね。
まず正面にでかい氷の建物がありました。ここはアイスバーです。建物の上を除雪中です。
然別湖コタンの看板の横からICE BARに入れます。この氷、1月中旬に然別湖の氷を切り出して作るそうです。厚みが50センチとかあるそうですよ。
アイスバーの建物を通り過ぎようとしてふと壁面を見ると3か所明るい場所がありました。見ると不思議なクラゲのような氷になってます。
この壁面を中から見た様子はアイスバーの記事に写真を乗せています。幻想的ですよね。
このバブルは、然別湖の水が凍っていく過程でできるそうです。
気温はマイナス3℃。天気は良いし寒くありません。
さてアイスバーの建物を過ぎると然別コタンのイグルー群があります。
夏に来ると然別湖はこんなふうに澄んだ水でカヌーなどを楽しめる湖です。
さて湖面に降りてきました。入ってはならないところはロープを張ってあります。左手に1つある、やや大きめの建物が露天風呂と足湯です。
右手を見ると有料ですがスノーモービルとスノーラフトを営業しています。結構乗っている人いますよ。
スノーモービルは先にある湖面の決まった範囲を2週して、たしか1000円でした。
まずはジオ・イグルーという氷の建物です。
中に入って右手から撮影しました。
そして左手から撮影です。
さっきアイスバーで見たアイスバブルの説明版と現物が置いてあります。湖が凍る時下から湧き上がってきた気泡が閉じ込められたものだという説明があります。
アイスキャンドルの現物説明もありました。
過去のイグルーの写真です。今はコロナ禍で縮小しているようですが過去にはすごいデカいイグルーがあったんですね。
こちらは露天風呂です。無料ですがタオルなど持参が必要です。
見学は不可です。正面入り口の右手に係員がいて案内してくれます。右手に木の階段がある先に足湯があります。
右手の足湯の方はここまで入ることができます。その壁の向うが露天風呂です。
これだけの重たい施設を湖面に作って氷は耐えきれるのかと心配になるのですが「数々の失敗を経て1989年に氷上露天風呂がスタート」とあります。歴史は30年以上あるんですね!
こちらは、かまくらのようなイグルーです。
中に入ってみました。切り出した氷が重なっているようすが良く分かります。ベンチが2つ置いてありました。
ベンチから入口を見た写真です。
ここにも過去の面白いイグルーが紹介されています。猫バスイグルーとか人気ありそうですね。
然別湖の1軒宿「風水」はコタンの近くです。私は湖面に張り出した左端の角部屋に泊まりました。
これはカタツムリの殻のように中に入っていくイグルーです。
こちらも過去のイグルーの紹介です。
そして一番奥にあったのがアイスチャペルです。
これもドーム型のイグルーです。中に入ってみますね。
アイスチャペルの中はこんなになっています。ひょっとしたら冬にここで式を挙げるカップルがいるかもしれませんね。
しかりべつ湖コタンの動画です。後半に温泉ホテル風水の部屋からの眺めもあります。
≫この旅の次の記事:【 北海道 】アイスバー、氷のグラスでカクテルを飲む。別湖のしかりべつ湖コタン | 冬の十勝旅4日間 その11
≫googleMapで開く
開催期間:2月1日から3月末
営業時間:9:00~20:00
≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.02.28