朝早くに札幌を出て余市にあるニッカウィスキーの余市工場を見学しました。竹鶴さんは日本で最初にウィスキーを作った人だそうです。
スコットランドにわたりウィスキーを勉強してスコットランドに良く似た風土のこの地に工場を作ったのです。しかしウィスキーってお金持ちでないと事業をやれませんよね。何十年と樽を寝かせないと商売ができないのですから。
工場内はオープンで自由に見学ができます。工場内は人が少なくあまり人手は必要ないようです。最初に作ったら寝かせるのが仕事ですもんね。工場内は写真のようにゆったりとして平屋でウィスキーの臭いが工場の近くでは立ち込めています。ちなみにニッカの昔の名前は「大日本果汁株式会社」だそうです。日本の「二」と果汁の「カ」をとって名前をちじめて「ニッカ」と社名変更したのでしょう。
ここはウィスキーのテイスティ棟です。普段は試せないような、いろんなウィスキーの香りを味わえます。5年目の状態のものなどあるのです。
昔のボトルなどの展示もしてありました。ガラスの切り子で雰囲気がありますね。
ウィスキーを蒸留したりする模型なども展示してありました。
ウィスキーを寝かせた樽です。平屋の建物の外は石造りなのですがこれは火災からウィスキーを守るためだそうです。しかし石作りの中は木張りとなっています。温度を保つためなどかもしれません。いずれにしても雰囲気があります。
▶試飲会場に駐車場がありますが、逆の場所に工場見学の入口がありますので注意!
ニッカ余市工場(北海道)に見学に行って来ました。写真は創業者の名前からとった「竹鶴35年」です。これを買いに行きましたが、7万円なのですが昨年瓶詰めをしなかったので本年は発売がなしそうです。最高級ブランドなので納得の行かないものは販売しないということのようです。ちなみにサントリーの最高級ブランド「響30年」は博多中州の酒屋で6万円前後で販売されてます。
蒸留の際に直接、ウィスキーを暖める方式を昔からとっているそうです。火入れの職人さんは夏場は暑いだろうなあ。少し離れて見ていても熱気が伝わってきます。石炭を入れたり、燃えカスになりつつあるものを出したり微妙な調節をされていました。ここで一回蒸留してから奥の少し形の違うもので再度火入れ蒸留するそうです。
工場内の建物には、こんなかわいい模型もありました。
創業者の竹鶴さんがスコットランド人の奥さまと一緒にくらした工場内の邸宅です。工場内は清潔感がありウィスキーの香りが漂いゆったりとした時間が流れています。
☆ニッカウヰスキー余市蒸留所
〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目6
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TEL:0135233131
営業時間:09:00~17:00
≫ニッカウヰスキー 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫来店日:2011.06.23