鳥取市の飲み屋街から少し離れたところにあります。「ちいさなおすしやさん」という変わった名前のお鮨屋さんです。
「握」の文字が木製の板に書かれています。玄関前には「本日満席」の文字。
ミシュランのピブグルマンにも掲載されているようです。
地方に旅に来たら店主のみやご夫婦でやっている小料理屋や鮨屋さんで店主とお話しながら食事するのが好きなのでこのお店を見つけて予約しました。
大将ひとりで営業されてます。 カウンター6席の情報ありましたが5席だけになってました。席数が少ないし予約必須ですよね。
実はカウンター席の後ろに2人のテーブル席もありましたがつぶしてありました。さらに少なくして4席だけにするかもしれないって言われていました。
お任せの握りと、酒のつまみになる一品ものが用意されてます。
「生ビールありますか」とお聞きしたら「うちは生ビールしかありません」というお返事・笑
まずは、いくつかある一品ものからお願いしました。
最初にお願いしたのは、もさえびです。頭をカリッと焼いて香ばしいです。身は当たり前ですが本当においしいです。
生ビールを飲み干し、次は「冷酒ありますか?」とお聞きしたら「うちは酒は冷酒しかありません」
生ビールと同じパターンの御返事でした・笑 。
大将にお任せで自酒の冷酒をお願いしました。大将が酒のみというだけあってなかなか美味い酒を置いてあります。冷蔵庫を見たら5種ほどありました。
次にお願いした「蛸のバター炒め」の蛸は、炒めてるのに生っぽくて最高でした。
大将に「玉子をつまみで」とお願いしたら「うちの玉子は甘めですよ、それに握りでもでてきますよ」とのことだったので中止・笑
最後にお願いした「和牛タタキポン酢」も最高に美味かったです。
なんとも言えず良い酒のアテを3品頂いたあと、にぎりをお願いしました。
コロナウィルスもあるし今は県外の人の予約は受け付けてないって言われていました。私が「食べログ見て福岡から」なんて言っていたら断っていたそうです。いらぬことを言わずに予約して良かったです。
これねぇ、大将の手元に残った「蛸のバター炒め」の出汁で、バターご飯をすこし作ってくれました。このあたりがニクイですわ。
そろそろ握りということでお願いしました。1人前にしますか?2人前にしますか?と聞かれたので「2人前」と答えたら・・
若い人などには「初めての鮨屋ではまず1人前で注文して口に合うかどうか確かめてからもう1人前を注文した方がいいよ」と話しているそうです。
握りは1品づつではなくてセットで登場です。カウンターの作りからそうされてるのでしょうね。
にぎりも、もちろんどれも美味かったです。
追加で、穴子をお願いしました。柔らかいですよねぇ。
「メニューに雲丹が無いですね?」とお聞きしたら 雲丹は地物だけ扱ってて、旬の時期だけ出してるそうです。
最後に「鰯のタタキ巻き」を頂きました。いやあどれも美味かったです。ごちでした。また来たいな。
飲み屋街をふらりふらりと歩いてホテルに戻りました。よさげな居酒屋さんなどもいくつもありましたよ。
もさエビ刺身とか普通にありますね。さすが山陰です。アカビラってどんなんやろ。
鳥取名物の「とうふちくわ」を食べてなかったわ。砂丘らっきょうや砂丘長芋などもいいなあ。
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☆ちいさなおすしやさん
〒680-0831 鳥取県鳥取市栄町506
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TEL:0857201122
営業時間:17:30~21:30
定休日:水曜日
≫筆者:おのちん
≫来店日:2020.10.31