《世界遺産》五重塔だけじゃない!╿京都市の東寺、あるいは教王護国寺

こんにちは、はてはてマンボウです。今回は「いかにも京都!」という建物が見られると聞いてます。

梓「やっぱり、京都といえば、あれだよね」

マ「あ、連理梓さん。早く教えてくださいよ」

梓「もう見えてるよ」

マ「はて、なんでしょう」

マ「これはもしや、五重塔!」

梓「というわけで、今回は東寺を一緒に探検しよう」

東寺までのアクセスは?

梓「京都駅からも五重塔が見える東寺だけど、京都駅からは南西に2キロほど離れている」

マ「意外と遠いんですねえ」

梓「JRの京都駅からなら、市バスに乗ってもいいけれど、かなり混みあっているから思いきってタクシーに乗るのも手だね」

梓「ちなみに、近鉄電車だと『東寺』駅がある。ここからなら、目と鼻の先だ」

マ「近いならラクでいいわねえ。ちなみに、近場でほかに遊べる場所はあるんですか」

梓「東寺の北側にあるのが、京都水族館だ。JRの高架下を通って10分ちょっと歩くと着くよ」

マ「山がなくても、海洋生物が見られるなんて不思議ねえ。マンボウの友達がいっぱいです♪」

梓「京都水族館のすぐ近くにあるのが京都鉄道博物館だ」

マ「うわあ、新幹線と特急電車がいっぱいです」

梓「水族館とあわせて回るとこの一帯で1日過ごせる。雨の日なんかは特におススメだね」

東寺っていったいどんなお寺? 別名があるって本当?

梓「ところでマンボウちゃんは、東寺を建てた人がだれか、知っているかい」

マ「はて、そういえば」

梓「マンボウちゃんは、”弘法大師”空海を知っているかい」

マ「ああ、空海。聞いたことがあります。平安時代のお坊さんだったような」

梓「その空海が、嵯峨天皇から賜った寺が、この東寺だ。唐に留学して密教を持ち帰った空海は、この東寺を真言宗の総本山としたんだ」

マ「は、はてはて。密教? 真言宗? 総本山?」

梓「密教は、平安時代の当時の最先端だった仏教のスタイル。それを持ち帰って空海が始めたのが真言宗という仏教の流派。総本山っていうのは、その宗派で特別な位置についている、ということ」

梓「さて、そんな東寺だけど、マンボウちゃんは東寺に別名があるのを知っているかい」

マ「はて、別名」

梓「東寺は別名”教王護国寺”ともいう」

梓「鎮護国家(ちんごこっか)という思想があった。仏教を信仰することで、国を守ってもらおうという発想だ。教王護国寺にも、その考えの影響が見られるね」

境内をぐるっと回ろう!

梓「さて、南大門から入っていくよ。東寺や金堂を右手に見ながらぐるっと北の方まで行くと、入り口の受付が見えてくる」

マ「受付のすぐ近くはお茶ができるようになってます。のんびりできていいわねえ」

梓「池を巡るように配置された木々のなかを抜けて歩いていく」

マ「つつじの花がきれいですねえ」

梓「四季折々に違った花々や紅葉が見られるから、どの季節に来るのも楽しいね」

マ「遠くに臨む五重塔とお花の組合せが優雅ですねえ」

五重塔にまつわるあれこれ

マ「いよいよ五重塔ですね!」

梓「五重塔は、もともと仏舎利(ぶっしゃり)、つまり釈迦の遺骨を納めた塔に由来する」

マ「それが、こんなに大きくなっちゃったんですねえ」

梓「よく見ると、邪鬼が屋根を支えているのがわかる」

マ「なんだか、ユーモラスでかわいいです」

梓「五重塔の内部は、ときどき公開しているから、興味があると覗いてみるといい」

マ「中はどうなっているんですか」

梓「中には、仏像が安置されているよ。この仏像の置き方は曼荼羅(マンダラ)を意識したものだ」

マ「はて、マンダラ」

胎蔵界曼荼羅(東寺、京都)

梓「密教は”秘密”の教え、つまり文字によらない仏教という意味なんだ。本当に大事なことはだれにもかれにも言葉で伝えはしない。そこで密教の世界観を絵で表そうとしたのが曼荼羅

マ「へえ、マンダラにそんな意味が」

梓「曼荼羅は基本的に絵で描かれている。それを、実際の仏像で示そうとするのを立体曼荼羅と言う」

マ「はて、りったいまんだら」

梓「曼荼羅のそれぞれの仏の配置を意識して、実際の仏像を並べたものが立体曼荼羅だ。大日如来を中心にして、東西南北に阿弥陀(あみだ)、阿閦(あしゅく)、不空成就(ふくうじょうじゅ)、宝生(ほうしょう)の4つの如来を配置している」

マ「いろんな仏さまがいるのねえ」

梓「密教では宇宙の中心にいるのが大日如来だ。如来の中の如来というわけだね。五重塔でも中心には本来大日如来が来るはずなんだけど、ここでは五重塔の柱が大日如来に見立てられている」

マ「この五重塔にも深い意味が込められているんですねえ」

基本情報のまとめ

☆東寺 ≫公式HP

〒601-8473 京都府京都市南区九条町1

≫GoogleMapで開く

≫筆者:連理梓
≫来訪日:2017.05.02

関連記事

  1. 特上うな重3600円│北九州市戸畑区のいち川

  2. 快晴の網走、砕氷船オーロラ号でサンセットクルーズ│2月のオホーツクの旅、3泊4日

  3. 【長野】24時間入れる2つの露天風呂付内風呂と1つの露天風呂棟:乗鞍高原のペンション渓山荘│8月初旬2泊3日信州上高地と乗鞍岳の旅 その11

  4. 牛テールスライス塩焼き | 福岡市博多区の五三食堂 その19

  5. ANA 関西国際空港→福岡空港行きのプレミアムクラス機内食 2016.11.14

  6. 【利尻島】自家製ミルピスはカルピスを薄めたようなお味だった│【8月】稚内・利尻・礼文の旅 5泊6日 その38

  7. 見てわかるフワッフワの宍道湖天然うなぎ|松江市の居酒屋、やまいち

  8. 【山口】しおかぜコバルトブルービーチ│下関市角島

  9. 《世界遺産》”無限成長美術館”と松方コレクション╿東京都 上野 国立西洋美術館

  1. 【特集:9月の富山】台風の中、紅葉の立山2泊3日の旅

    2020.10.03

  2. 【特集】彩りと器の組合せが抜群!大人の隠れ家:福岡市のtakanabe(…

    2020.09.15

  3. 【特集:8月】毎日バフンウニを食べた 稚内・利尻・礼文の旅 5泊6…

    2020.09.07

  4. 【特集:8月の上高地と乗鞍岳】無人の河童橋、爆流の善五郎の滝、朝…

    2020.08.11

  5. 【特集:西山口県】コバルトブルーの角島とホテル西長門リゾートを…

    2020.03.25

  6. 【厳冬の2月、道東2泊3日の旅】網走の流氷、カヌー釧路川源流下…

    2020.02.18

  7. 【特集】鯨料理専門店 福岡市のおおいし

    2019.06.30

  8. 【特集】トラディショナルイタリアンGUFO:福岡市

    2019.06.30

  9. 【特集】福岡市のイタリアン:キム翔

    2019.06.30

  10. 【韓国味噌鍋:博多】慶州鍋が名物のいずみ田祇園店 特集記事

    2019.06.22

  1. 【島根県:松江市の料理屋】やまいちで宍道湖七珍を食え

    2019.05.18

  2. 【仙台:国分町の地雷也】キンキに拘った炭火焼きのお店

    2019.05.18

  3. 【奈良県:小料理奈良】大皿料理は半製品。どんなものに仕上がるか…

    2019.05.18

  4. 【特集:私の一番好きな鮨屋】山口県萩市の豊月

    2019.05.18

  5. 【特集記事】JAL国内線ファーストクラス機内食  記事の一覧

    2019.02.12

  6. 【特集:岩手県の遠野市を楽しむ旅】仙台空港から沿岸を北上しまし…

    2016.05.21

  7. 【世界遺産の旅:知床】知床五湖、ホエールウォッチング、摩周湖、…

    2016.09.02

  8. 【特集:旭川市の田子兵衛】生ズワイガニ爪を始め美味いものを安く…

    2019.03.17

  9. 【道東・道央の旅】くったり胡とサホロリゾート、帯広市の六花亭本…

    2018.12.15

  10. 【特集】彩りと器の組合せが抜群!大人の隠れ家:福岡市のtakanabe(…

    2020.09.15

  1. 【特集】奇想の画家ってなんですか?

    2019.02.17

  2. 【特集】三大阿弥陀堂と阿弥陀如来

    2019.01.27

  3. 【特集】仏の世界の四階層╿如来・菩薩・明王・天

    2019.02.07

  4. 【特集】大塚国際美術館で見る美術史

    2019.01.27