伊賀上野で豆腐田楽の良さげな店を発見して入店しました。
12時半過ぎに入店したら満席でした。田舎などでは空いていることがあるのですがお店もキレイで人気のお店みたいです。
立待している間に豆腐田楽を焼いている様子が良く見れました。待っていると良いこともあるものです。
5本1セットなのでしょうか・・炭火でだんだん出来上がり味噌がつけられ美味しそうな田楽になっていきます。
なんだかチョコレートのような色をしている味噌ですね。
しばらくしたら席が空きました。焼き場は煙モウモウになってきました。
まずは木の芽和えを頂きました。筍、うど、イカの木の芽和えは、本当に香りが良いです。おいし~♪
生湯葉です。なんだか京都にでも来たような気持ちになります。なかなか良いですわ。
ご飯と味噌汁と豆腐田楽のBセットにしました。800円あまりのランチセットです。
豆腐田楽登場。こりゃまた美しく見せる技ですねぇ。おいしそ~~。
4本づつのセットが4つ入ってました。一本づつ濃厚な味噌で仕上げてあります♪
スタッフさんが「4本づつのセットをご飯に乗せて食べてね」って。いやあ最高に美味いわ。
食欲が増した私は豆腐コロッケもお願いしました。
豆腐に、味はついてません。だからアッサリしています。それをトマトソースで頂きました。
【伊賀に伝わる、 でんがく】
味噌を塗って焙るという料理法は豆腐だけでなく、のちにはこんにゃくや里芋、なすびから魚にも応用され、さらには竹串を失った現在の煮込みでんがく(おでん)にまで至ります。 魚介類の乏しい伊賀地方では、古くから栄養価の高い豆腐作りが盛んでした。真夏を除いて、人々は安くておいしい『でんがく』の味を楽しんでいました。 いろりのまわりには、味噌の焼ける香ばしい匂いが立ちこめ、灰に突き刺した『でんがく』を順に抜き取って、お年寄りも子供も舌つづみ打っているーそのような光景が目に浮かびます。 家庭や寄合で好まれた『でんがく豆腐』ですが、味噌の配合や焼き方には、それなりの技術を必要とします。
それで江戸中期になると、都会の盛り場や街道筋に『でんがく』の専門店ができ、いっそうその風味に磨きがかかったものと思われます。京都祇園の二軒茶屋とか、近江の目川などが名代の『でんがく料理』として知られていました。 わかやは文化年間の創業ですが、当時から伊賀の名物として評判になり、わざわざ遠方からお越しになるお客様も多かったと伝えております。
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☆田楽座わかや
〒518-0878 三重県伊賀市上野西大手町3591
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TEL:0595-21-4068
営業時間:お昼11:00~14:00 夜17:00~20:00
定休日:月曜日
≫公式ホームページ 田楽座わかや
≫筆者:おのちん
≫来店日:2016.04.09