
「乗鞍 白雲荘」に荷物を置いて、乗鞍岳の展望台と呼ばれる大黒岳に登頂することにしました。登頂と言ってもほら、そこに見えている山ですわ。

今朝、ご来光を見にいった大黒岳の登山口から階段を登り始めます。振り返ると中央アルプスと南アルプスが見えています。太陽はもうずいぶんと高く上がったようです。

上と下が雲ですわ。

乗鞍高原から登ってきたルートが見えます。

乗鞍高原側が見えてきました。

お隣の富士見岳の向うには乗鞍岳の最高峰、剣が峰が見えていますね。

西側を見下ろすと鶴が池の右隣に白雲荘が見えます。その向うには畳平駐車場やお花畑、右手の魔王岳、その向うに恵比寿岳です。そして先ほどまで朝日を浴びて燃えるような色に染まっていた不動岳はもう普通の色に戻っていました。

ハイマツの中をどんどん登っていきます。ここにも熊がいるらしいので鈴は必携です。

登り切ったらあとは平行移動です。すぐそこに避難小屋が見えてきました。すでに向うに穂高連峰が素晴らしい姿を現しています。

おおっ!穂高連峰の左奥には槍ヶ岳が見えるじゃあないの。

大黒岳休憩所と書いてあります。すんません避難小屋じゃなかったですね。

中の奥には椅子が長椅子があり中央には荷物などをおけるテーブルがありました。

その大黒岳休憩所のすぐ北側には「大黒岳 2771メートル」の標がありました。ちゅうことは白雲荘から66メートル登ったのね。

先端の方になにやらあるんで行ってみました。

左下には乗鞍アルペンルートと大駐車場が見えますね。あれは一般車も通行okのころの遺産でしょうか。今は使わないんじゃないのかなあ。

高山ロータリークラブさんの寄贈品ですね。方角と山が書いてある銘板でした。

分かりやすいですね。ここらで動画にしましょう。
360℃の大パノラマです。一度快晴の時に来てみたいものです。

中央アルプス(木曽山脈)がはっきりと見えてきました。

その向うには南アルプス(赤石山脈)が見えます。

あれは八ヶ岳でしょう。

大黒岳の休憩所のベンチに座ってパチリ。

さて白雲荘に帰ります。畳平に2泊して1日は剣が峰、もう1日はこの辺りの山をいくつも登るってのは体力がない私でも大丈夫だと思われます。

風が西からすごく吹くのでしょうね。ハイマツの根っこは風で引っこ抜かれていますが、枝の途中から根が生えてなんとか生きています。生命力の強さと風の強さを感じます。だからさっきの大黒岳休憩所も西側に背を向けて作られてるのでしょうね。

こちらにもチンチンと熊との接触を減らす鈴が設置してありました。
≫ランチは蕎麦:山形村の蕎麦集落「幸」で五目蕎麦と山菜蕎麦│8月初旬2泊3日信州上高地と乗鞍岳の旅
☆乗鞍 大黒岳
〒390-1515 長野県松本市安曇白骨
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≫筆者:おのちん
≫来店日:2020.08.04

