農業高校の広大な跡地にできたばかりの・・ちゅうかまだ周囲を工事中のJA筑前あさくら中央選果場に行ってきました。
ここにやってきた目的は敷地内に売店があり新鮮な柿を安く買えるからという情報を得たからです。
敷地内には小さな売店があり地元民が次から次にやってきます。宝泉寺温泉からの帰りに開店の10時ちょうどに到着しました。
目の前の中央選果場から農家から持ち込まれたばかりの柿が選別されてどんどん運ばれてきます。
ここにたどり着くまではいろいろ調べました。
実は昔、「杷木の天皇献上の柿」というノシのついた抜群に美味い富有柿を食べたことがあり調べたのですが、なかなかわかりませんでした。
でJA筑前あさくらに電話してお聞きしたところ今でも天皇献上の柿はあるそうですが農家が毎年変わるそうです。
さらに調べると朝倉市杷木町の紫波という地域の柿が紫波柿と言う名前で特別に売られているということがわかってきました。
そのこともさらにJA筑前朝倉に電話して聞きました。すると今では紫波の柿も他の朝倉市の柿と一緒にこの選果場に集めて同じ柿として販売しているという答えをもらいました。紫波地域以外の柿も品質が高くて同じレベルなので同様に扱っているそうです。
そんな状況なので紫波柿ブランドで売りたい紫波地区の農家さんは自分でホームページを作って直接販売されているようです。
なんでも普通の富有柿より紫波の柿は赤味が強いそうです。
さっそく売店の中に入ってみました。2名のスタッフさんが働いていて選果場からも事務員さんが来たりしています。
実はこの選果場に電話して振込発送などを予約していたのですがたまたま通りかかることになったので自分の分は持ち帰ることにしたのです。
送料返却の上、快く対応してくださいました。
サイズはLや2L、3Lがあります。2Lは18個、3Lは15個が1箱の中に入っています。
一番最上級は、青秀と呼ぶそうです。次のランクが優だそうです。2Lの青秀3000円をお願いしていました。
青秀は形が美しく非の打ちどころがないような柿でした。優はそれよりもやや形がいびつ、と言っても美しいものですよ。
しかも糖度も測定されているそうです。
形や大きさが決まって選果されているので箱に綺麗に収まっています。
ところでザル籠に入った柿がたくさん置いてありました。大きすぎたり黒くなっていたりしていますがこの柿はなんと税込み500円です。
こんな感じです。多分形だけでなく糖度でも落とされているのかもしれませんが十分甘くて美味しいです。自分で食べるには十分すぎる柿です。
この売店で販売されている柿はなんと市場に出す前の柿なんです。夕方市場にもっていくのでスーパーに出回るのは2~3日後となります。
柿はどんどん柔らかくなっていくので美味しく食べれるのは1週間程度。硬い柿が好きな私にとってカリッと噛める富有柿を食べるには最適の買い方です。
「日本一の甘柿の産地、福岡。福岡のかき」などと書かれたポスターが店内に貼ってありました。
最盛期は日曜日もOPENしているようですね。12月の途中まで柿の出荷があるようですけど11月半ばから最盛期のようです。
☆JA 筑前あさくら中央選果場
〒838-0023 福岡県朝倉市三奈木3060−2
≫googleMapで開く
TEL:0946238340
営業時間:10:00~16:00
定休日:日曜日
≫JA筑前あさくら 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫来店日:2020.11.16