こんにちは、はてはてマンボウです。太平洋を回遊しているうちに、名古屋港へと辿り着きました。
大きな船がたくさん泊まっているいるわねえ。
梓「名古屋に来たなら、名古屋城よりも、熱田神宮よりも、まずは名古屋港水族館だ」
マ「あ、連理梓さん。名古屋港水族館ってそんなにおススメなんですか」
梓「日本で一番楽しい水族館だと思っている」
マ「ま、まあんぼう。そう聞くと、期待が高まりますねえ、はってはて♪」
いきなり巨大水槽! 雄大なシャチがお出迎え
梓「入口は、北館の2Fにある。名古屋港水族館は北館と南館に分かれていて、北館はクジラ類の展示が中心、南館はその他の生きものの展示が中心、という具合」
マ「おお、大きな水槽です」
マ「ひゃあ、入ってそうそう、シャチですよ、シャチ!」
梓「いきなり足を止めちゃうよね」
マ「身体の大きさに似合わず、ぐりぐり動きますねえ。すばやくてダイナミックです」
梓「続けて、イルカの水槽だ」
マ「今度はベルーガですよお」
梓「名古屋港水族館はなにかにつけて、クジラ類がすごい」
マ「クジラ類? はて」
梓「その辺の話は、次の『進化の海』ゾーンで話そう」
海から陸へ、また海へ……クジラたちの「進化の海」
マ「うわあ、シャチの隣にクジラの骨格標本でしたか」
梓「ここは入口のシャチやイルカのゾーンの先にある『進化の海』の展示エリア。クジラ類の進化の歴史をたどっていく」
梓「生物は進化の過程で海から陸にあがる。だけど、再び海へ戻ることを選んだのがクジラ類」
マ「一度進化したのに、また海へ戻ったんですねえ」
梓「この写真はバシロサウルス。4,000万年ぐらい昔に生きていた、原クジラ類。クジラのご先祖様」
梓「ところでマンボウちゃんは、クジラとイルカの違いがわかるかな」
マ「はてはて。いかついか、かわいいかの違いでは」
梓「実は、生物学上の違いはない」
マ「は、はて! 同じ生きものなんですか」
梓「大きさで呼び方を分けているだけだ。猛禽類のタカとワシが大きさで分けられるのと同じ。ざっと全長3、4mを基準として、これより小さいのがイルカ、大きいのがクジラと呼ばれる傾向にある」
マ「それじゃあ、シャチは」
梓「大きさから言ってクジラよりだけど、呼称を分けるための区分だからそれほど意味はない。ちなみにシャチは英語でkiller whaleともいう」
たくさんの魚たちを潜り抜けて……やっぱりペンギン!
梓「南館の2Fにやってきた。南館は1Fから3Fまでで、さまざまな海の生きものを楽しめるんだ。南館の1Fは、出口につながっている」
マ「うわあ、イワシの回遊ですよお」
マ「むむむ、ひょこひょこ」
マ「ひええ、おびただしい数のタカアシガニが」
梓「最高じゃないか」
マ「連理梓さんは、タカアシガニが大好きですよね、はて……」
マ「うわあ、魚が空を泳いでいるみたいですねえ」
マ「はて! ものすごい勢いで通り過ぎる影」
マ「ああ、ペンギンちゃんでしたか、かわいいですねえ」
マ「はて、なんだか個性的なペンギンが多いような」
マ「まぼ? 一匹はぐれてしまったようなペンギンが」
マ「瞑想中でしたか」
マ「あ、お友達が」
圧巻の20分間! 日本最大級のプールで楽しむイルカパフォーマンス
梓「さて、南館を楽しんだあとは、北館に戻って3Fのメインプールへ行こう。イルカパフォーマンスの時間だ」
マ「うわあ、すごく広いプールです! 人の入りもすごおい」
梓「中央にある巨大画面を見てほしい」
マ「イルカがアップで映ってます!」
マ「賢いイルカたちですねえ」
梓「イルカショーって、イルカの生態を解説したり、イルカの名前を紹介したりして場をつないでいるショーも多いけれど、名古屋港水族館のイルカショーは、ほぼ休みなしでひたすらパフォーマンスを続けるから見ごたえがある」
マ「おお、イルカが立ち泳ぎして、プールを横切っていきます」
梓「プールを横切るのはイルカだけじゃないよ」
マ「まぼ?」
マ「イルカの背に乗ってます。も、もしや……」
マ「ひょええ、すごい勢いです!」
梓「なかなかの見ごたえだよね」
マ「イルカショーへの印象が変わりました! イルカパフォーマンスは、見て損はなしですね!」
基本情報のまとめ
☆名古屋港水族館 公式HP
〒455-0033 愛知県名古屋市港区港町1−3
≫筆者:連理梓
≫来訪日:2014.08.31
水族館 相互リンク
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水族館好きのみなさんはぜひ、チェックしてくれ~まあんぼう~