元町公園近くにある、ドラマに良く登場する雨の八幡坂です。坂を下りた真っすぐ先に青函連絡船摩周丸が見えます。
翌日(2021.05.12)の朝は晴れたので再度撮影してみました。
函館駅から徒歩10数分、坂の元町地区は異国情緒たっぷりの場所です。時間があれば散策したりゆっくり楽しみたい場所です。
あちこちのスポットに「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」掲載 函館観光スポットの看板があります。見どころが集中しています。
まず元町公園横の駐車場に車をとめました。元町公園入口です。公園の向うには旧函館区公会堂が見えますね。
海側を振り返ると美しい石畳です。ここも八幡坂に劣らない美しさです。
雨が降っているので観光客も少ないです。
≫函館市公式観光情報ホームページから抜粋
函館が「はこだて」と呼ばれるようになった由来の場所。その始まりは室町時代に遡ります。後に松前藩の初代藩主となる武田信広とともに、津軽からやって来た河野政通が、現在の元町公園とペリー提督来航記念碑のある広場付近に、箱型の館を築いたことから、「箱館」の名がついたそうです。江戸時代には箱館奉行所が開かれ、その後も北海道函館支庁庁舎(現在はパンフレットブースとして使用。北海道指定有形文化財)等が築かれるなど、常に函館を司っていたのがこの場所です。
旧支庁庁舎の横には、私財をなげうって函館の都市形成に貢献した「四天王」、今井市右衛門、平田文右衛門、渡辺熊四郎、平塚時蔵の像があります。余談ですが、彼らを四天王と呼んだのは、俳優・時任三郎の祖先である、時任為基(明治初期の函館の発展に寄与した役人)であります。
隣の旧開拓使函館支庁書籍庫(北海道指定有形文化財)のレンガには、明治の製造年の刻印が残されています。どうぞ探してみてください。初夏には下の旧イギリス領事館とともに、薔薇が咲き乱れる名所として市民によく知られています。公園の広場ではチャリティーイベントやフリーマーケットなどの催し物のほか、8月には「はこだて国際民俗芸術祭」が行われます。基坂下から見ると、まるで公会堂の前庭のような位置に元町公園はありますが、このそれほど大きくない公園には、たくさんの「函館」が詰っています。函館港を一望できる絶好のポジションでもあるこの公園。室町時代の人は、この港をどのように見たのだろうか、などと想像しながら、旅の足を少し休めてみてください。
入ってすぐ左手に「函館奉行所跡」があります。
最初はこの旧函館公会堂が元町公園の中にあるのかと勘違いしました。まるで前庭の公園です。
なにやら4人の偉そうな人たちの像がありました。私財をなげうって函館の都市形成に尽力した4名の人たちです。
函館市天王像です。
明治の函館は本州の都市のように旧藩の遺産も恩恵もなく従ってその束縛もなく市民は自主的に市民精神を養い経済の発展を計り進んだ都市づくりをした。と書いてあります。明治大正時代には東京の文化が東北を素通りして北海道に渡ったといわれているがその北海道とは函館のことである。と書いてあります。札幌ではないのです。
お洒落なこの建物は北海道庁函館支庁の庁舎跡です。
明治42年にはこんな洋風の建物が庁舎だったなんてお洒落ですね。
この旧開拓使函館支庁書籍庫のレンガには、明治の製造年の刻印が残されているそうです。
裏手の入口あたりには元町の「光の散策案内」がありました。
☆元町公園
〒040-0054 北海道函館市元町12−18
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≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.05.11