平尾にある創作料理屋さんtakanabe。真ん中を囲ったように古い長屋があります。
都会の中にあるのに木があるとなんだか落ち着きますよね。
まずは生ビールをお願いしました。オーナーが一人で営業されています。美しく注いでくださいました。
こちらはノンアルコールの梅酒。お味は梅に桃が混ざったようでジュースみたいに美味しいとのこと。
「のんある」と書いてありますね。裏のラベルを見ると梅と砂糖と蜂蜜でできているので梅ジュースですわ。
6000円コースのトップバッターの前菜です。5品が登場しました。
真ん中はミニトマトを甘酢でつけたような料理です。お味は丁度よく好きなお味です。もう少し酸っぱくても好きですわ。
太刀魚にずんだを乗せて焼いたもの。
ずんだの香りがとても良いです。
時計回りに・・プリンの上に雲丹が乗っかっています。
胡麻豆腐を焼いたもの。これは定番のようですね。
ソーメンかぼちゃですかね。さっぱりしていて夏に合いますね。
ここらで響きのハイボールを頂きました。
さてお作りが出てきましたよ。分厚いカットが歯ごたえあります。
ひらす、はがつをの炙りなんぞも入っています。向うには菊の花の寒天が添えてあります。
はいはい、よく見えるように炙りの画像です。
脂ののった魚を炙るとうまくなりますよねぇ。生姜を乗せていただきました。
オーナーは器にこだわっています。というか色のコントラストにとても気をつかっているのがわかります。そしてハッキリした色合いをお好みだと思います。
蓋をあけると、どですか!このビジュアル。まあなんと夏らしい茶碗蒸しです。スイーツのような茶碗蒸しです。
テーブル席2つとカウンターに4席で満席です。前日までの予約制となっていてコース料理しかありません。
さて冷酒が飲みたくなりました。一番上に秀峰という甘口のお酒があったのでお願いしてみました。
オーナーが「甘口ですよ、良いですか」と質問、私は「甘口好きなので」ということでお願いしました。「氷をまぜてシャカシャカして飲むようなお酒ですよ」ということでこんなワイングラスで出てきました。
一升瓶はまるで海で飲むお酒じゃあないですか・笑 山形のお酒なんですがBEACH SIDEと書いてあります。
次に、なんか袋に入って蒸したようなものがでてきましたよ、なんぞやら。
あおさを御団子にしたものと海老が美味しいダシにつかっていました。
団子になっちゃうとあおさってわかんないですよね。
海老も美味しいのですがダシがすごく美味くてスプーンで飲み干しました。
福岡のお酒、黒田節「凛」
こちらはさっぱりしていて雑味が少なく好きなお味です。
佐賀牛のサーロインが登場っ。添えてあるのは万願寺かと思いきや「伏見唐辛子ですっ」とのこと。そんなんあるんや。
白味噌っぽいのは茄子ソースだそうです。茄子と味噌でソースを作ったのではなかろうか。サーロインに良くあうソースです。よく考えるなあこんなソース。
天ぷらは、はも、ズッキーニ、いちじくの3点盛りです。
夏を感じさせるハモは2つ、ズッキーニとイチジクは1個づつです。いちじくは熟してて美味いです。
ほら、また器でびっくりさせようとしてますわオーナーが。
〆のご飯はダシに浸したおにぎりです。色とりどりのあられがまぶしいデス・笑
おにぎりは「卵めんたい」が乗っかってました。ダシはかつをダシで全部飲み干せます。
デザートは、プリンにすもものコンフィチュールが乗っかったものです。
色が赤くて出てきた瞬間「わぁ~」ってなりますよねぇ。
プリンとセットで頂きます。
こちらもオーナーお得意の羊羹みたいなものです、チョコとあずきを混ぜて作ってるらしいです。和三盆を振りかけてあります。僕はこの手のチョコはあまり好きなほうではないのですが小豆が良い仕事していて美味しいと思います。
最後は紅茶をストレートで頂きました。珈琲をお願いすることもできます。
器と食事の彩りが美味しい食事の満足度をより高めてくれます。
☆料理屋takanabe(たかなべ)
〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾2丁目17−22
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TEL:092-753-7352
営業時間:ランチ:11:30~14:30。夜:18:00~23:00
定休日:不定休
≫料理屋takanabe 公式ホームページ。
≫筆者:おのちん
≫来店日:2020.08.06