福岡市中央区平尾の路地裏にあるtakanabeさん。創作料理のお店です。
非常事態宣言をお国から指名された福岡県。2月7日の期限が1か月延長になりましたが電話で予約してみました。
今は20時までの営業ですから電話予約があったときだけ開店しているとのこと。この日は密になりようがない貸切でした。
私達2名の客とオーナーシェフのみ3名の空間は静かです。まずは生ビールをお願いしました。
ノンアルコール梅酒です。ノンアルコールなのに酒と言えるのか・・。ノンアルビールもあるからまあいいか。
今回もいつもの6000円のコースです。5種盛りがでてきましたよ。
右側から牛蒡をバルサミコソースでどうにかこうにかしたやつ。高田シェフはイタリアン店にもいたのでバルサミコの登場は良くあります。
生ビールになかなか合いますわ♪
蟹味噌入り豆腐です。表にはでてきませんが蟹味噌の味がしっかりして、これも酒のアテに良いですわ。
蛍イカに柑橘系ですか、なにか乗っかってます。そして何かかけてあります。
やっぱこの5種盛りはビールだろうが酒だろうが進むようなものになってますわ。
このごま豆腐みたいなやつ。なんとイチジク寄せ豆腐ですよ。小さいけれど手の込んだ料理が続きます。
一番左にさりげなく佇んでいた普通の牛蒡。シャキシャキとして良い味出してます。地味ですけど良い仕事してますわ。
湯葉で巻いてある紅白餅みたいなのは、中トロとヒラスです。なんだか縁起が良いような心持ちになってきました。
それに添えてある小さな貝はあわびです。
これだけ酒のアテに良いものが続くと生ビールもあっという間に飲み干し、冷酒をお任せでお願いしました。
あっ、これすでに飲んだ状態です。
この黒いお皿にはいつもは創作茶碗蒸しが乗っかってたものですが最近趣向を変えられたようです。
ふろふき大根。それに海老、フキ、柚子のスープをかけてあります。さっぱりして香りが良い一品です。
はい、ここでさらに冷酒を追加しました。
高田シェフは栗南瓜も使うのが好きですよね。栗南瓜のおまんじゅうです。
ひっくり返さないと分かりにくいのですが、栗南瓜を裏ごしして御饅頭にしてあります。それに里芋のそぼろをソースのようにかけてあります。
壱岐牛のサーロインです。塩が平たい板のようなもので、なかなか美味しいです。
お肉って少しだけこんな感じで料理の中にそっと出てくるくらいが丁度良いですよね。美味いです。そろそろお腹もいっぱいになってきました。
春はもうすぐ!ふきのとう&葉たまねぎの天ぷらが出てきました。葉たまねぎは葉の部分も甘くて美味しいです。
そして、驚きました。右側の白いやつ「柚子塩」とのこと。高田シェフのイタリアン仕込みの手作り柚子塩だそうです。振りかけると柚子の香りがふんわりとする美味しい塩でした。イタリアンでは良くある手法だそうですがとても良い塩でした。
最後のご飯ものはいつもの鮮やかな焼きおにぎりスープなのです、焼きおにぎりの上に乗っかっているのは鯛のハラミを炙ったもの。
まわりのスープがヤケに濃厚だなあと思ったら帆立餡かけにしてありました。
鯛のハラミを食べると虎のような文様になった焼きおにぎりが顔を出しました。なんとも独特なtakanabe独特のご飯ものです。
ということでついにデザートになりました。苺に囲まれて真ん中にあるのはカタラーナと言うものらしく、カスタードをアイスにしたものです。
お腹いっぱいと思ってもデザートは入るものですね。べつばら別腹。
最後は珈琲か紅茶が選べます。紅茶のストレートにしました。
☆料理屋takanabe(たかなべ)
〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾2丁目17−22
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TEL:092-753-7352
営業時間:ランチ:11:30~14:30。夜:18:00~23:00
定休日:不定休
≫料理屋takanabe 公式ホームページ。
≫筆者:おのちん
≫来店日:2021.02.04