竜飛岬の一軒宿「竜飛崎温泉 ホテル龍飛」にバスは到着しました。このホテルの真下を北海道新幹線が走ってるらしい。
例によって今回も目的地を決めて大事なところだけ抑えている適当旅なんです。昨夜、青森駅前の居酒屋「すみれ組」で大将と話してて「三厩からどうやって龍飛に行くの?」と聞かれ・・「えっ!?」
なーんと最終駅の三厩から竜飛岬まで相当距離があるのが判明しました。大将が「タクシーないんじゃないのかなあ」と言うんです。確かネットでホテル調べたときに、ホテルの送迎があったような気がすると思って調べたら「ホテルの送迎は3日前に必ず申し込みください」と書いてありました。
慌てホテルに朝電話しましたがな。すると「三厩駅到着に合わせて町営循環バスが待機してますから」と説明してくださいました。
「ほっ」
「運転手さんに、ホテル龍飛って言ったらウチで降ろしてくれますよ。」って、あーん、安心した~ってことがあってのホテル竜飛に無事到着なんです。
温泉ホテル竜飛の夕食
温泉ホテル竜飛の夕食が始まりました。中居さんが「ほんとに穏やかな日におみえになって良かったですねぇ」とのお言葉。荒れる日が多いんだろうなあ津軽海峡。
夕食のメインは、帆立と鮑のバター焼きです。でかくて新鮮です。
ホテル竜飛のレストランで料理を持ってくるスタッフの女性と少しばかり話をすると鮪漁のお話を聞くことができました。
この女性、ご主人がマグロ漁師さんでした。それからいろんなマグロの話を聞きました。舟には女性が乗ってはいけないことになっているそうですが男の恰好をして舟で出漁したことがあるそうです。なんでも海の神様は女性で「女性が舟に乗って漁に出ると嫉妬して悪いことが起きる」などと言われているようです。
食事をしながら窓の外を見ると、イカ釣り船の漁火が見えます。鮪のエサにする真イカを採ってるてるそうです。「海老で鯛を釣る」って言葉がありますが「イカで鮪を釣る」なんですね。
本鮪は大間より竜飛岬あたりの方が数が多いそうです。そして竜飛の漁師は一本釣りにこだわってることなどをスタッフさんが話してくれました。
純米酒「じょっぱり」
話は続きます・・竜飛の漁師は、大間の漁師がはえ縄で、ごっそり鮪を獲るから困ってるそうです。正月に「すしざんまいの社長」が億の金で落札したマグロは、そのはえ縄で獲ったものであることなどなど。現場ではいろんな摩擦があるようですね。
温泉ホテル竜飛の朝食
夜にすごい海鳴りで目が覚めました。夜の間に天気が一変したようです。
温泉ホテル竜飛の朝食を食べ強風の中を竜飛岬へ行ってみます。
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☆竜飛崎温泉 ホテル竜飛
〒030-1711 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜54−274
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TEL:0174382011
≫竜飛崎温泉 ホテル竜飛 公式ホームページ
≫筆者:おのちん
≫来店日:2014.12.20