なごみの宿いい田を朝8時半前に出発しました。目的地は宿から5分あまり走ったところにある神威岬です。前日通行止めだったのでリベンジなのです。
思ったとおり風が弱く通行止めは解除されていました!≫前日通行止めの記事:【動画】積丹牛乳を使った「しゃこたんブルーソフトクリーム」│北海道積丹町神威岬
快晴の神威岬は素晴らしい眺めです。この独特な岬の先端までは女人禁制の門から徒歩で20分あまりでしょうか。もちろん足の悪い方は行くことができません。
朝の8時半、人がほとんどいません。そりゃそうでしょうね。
積丹ブルーが素晴らしいです。
島武意岬方面です。
天皇誕生日に灯台守の家族が余別の町に買い出しに行った際に波にさらわれたことで掘られたトンネルがあります。大きな岩が立ち上がっていますがこれは「水無しの立岩」と呼ばれています。
【念仏トンネル】≫ウィキペディアより引用
神威岬近くのワクシリ岬にある全長60メートルのトンネル。1918年(大正7年)11月8日開通。現在は立入禁止となっているが、以前は神威岬に行くにはこのトンネルを通る必要があった。1912年(大正元年)、灯台守の家族がワクシリ岬付近で荒波にさらわれ死亡するという事故が起きたのを契機に、1914年(大正3年)に着工した。両側から手掘りで掘り進むうちに食い違いが生じ、工事が中断したが、村人たちが念仏を唱えて鐘を打ち鳴らしたところ、その音で掘り進む方向が分かり工事が再開できたと言われている。このため、途中で2度折れ曲がっており、内部は真っ暗である。念仏を唱えながら通ると安全であると言い伝えられている。
さて手前に3つの同じような奇岩が見えてきました。真ん中の奇岩なんですが・・・。
その中に私が「アントニオ猪木岩」と命名した岩があります。いかがでしょうか?
≫関連記事:昔は女人禁制だった神威岬よりロシアを眺む|北海道積丹町
それにしてもコバルトブルーの海の色は美しい。黒いのは昆布のようですね。
岬の形状がこんななので突然の突風が吹くことがあるので注意をしなければなりません。
道の両サイドには柵があります。道は細いです。
晴れた日は最高です。さすがにこの岬、穏やかとは言え風は結構あります。
岬の先端あたりで船をとめて漁をしています。
振り返るとだいぶ歩いてきたのが分かります。右手は泊村方面です。
岩が落ちてこないように祈りながら通過します。
1888年(明治21年)8月25日、北海道で5番目の灯台として初点灯。2度の建て替えを経て、現在は無人化されている。≫ウィキペディアより引用
神威岬灯台へやってきました。
北海道の現存する灯台では5番目に古いものだそうです。
灯台の下にある説明版です。
神威岬灯台の動画。
神威岬先端までやってきました。初めて快晴の神威岬にやってきましたので感無量です。西北に向かって突き出しているんですね。
この特徴的な神威岩。
動画でその様子をお楽しみください。
以前、ずっと向うに見える大陸のようなものを見て「あれはロシアじゃないか」と思ったお馬鹿さんな私。
和歌山の海に似たような奇岩がありますが、それとはまた違う岩礁です。
波に洗われてこのような形になったのでしょうか。
ずっと停止していますが素潜漁でもしているのでしょうか。
ほんの少しの時間でしたが積丹ブルーを堪能しました、ありがとう積丹半島、神威岬。
神様の岬を後にして戻ります。駐車場まで30分近くかかるはずです。
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☆神威岬駐車場
〒046-0321 北海道積丹郡積丹町神岬町92
≫googleMapで開く
TEL:0135-46-5730 (カムイ番屋:駐車場にあるレストランや売店)
≫公式ホームページ 積丹観光協会
≫筆者:おのちん
≫訪問日:2019.06.03